年末調整とは?これだけは理解してほしい基礎知識【税金②初級】

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年末調整についての初心者向け基礎知識」に関しては、前回の記事で取り上げました。

今回、年末調整というものは具体的にどういうものなのか、どういうメリットがあるのかということを含め、少しだけ踏み込んだお話をしていきたいと思います。

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年末調整とは?基礎知識【初級】

年末調整の意味

まず、年末調整の概要を理解したい方は、こちらの記事から見ていただいた方が、今からお話する内容が分かりやすいかと思います。超初心者向け記事となっております。

年末調整が必ず必要な作業であること、そして嬉しいことに、「税金の負担を軽減するための作業である」ということが言えます。

「そういった細々とした処理は、会社の担当が全部やってくれればいいじゃん!」って思ってしまいますよね?
しかし、記入を間違えると正しい申告にならず、戻ってくるはずの税金が受取れなく損をするという事態になりかねません。

「自分の家庭の申告は、責任を持って自分自身で行いましょう!」ということですね。

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控除の種類

軽く、控除の意味を載せておきます。

控除税金の負担を軽減するために、課税の対象である所得の金額から差し引くこと。

税金についての知識が皆無に近い方は、全く意味不明だと思います。

ではここで、いったん以下の控除の種類を読んでいただくとイメージしやすいかと思います。

基礎控除例外なしに誰もが受けれる控除 
配偶者控除
妻(夫)のみ受けられる控除(収入金額により規定あり)
扶養控除
子や親など、配偶者以外に扶養している場合の控除
生命保険料控除
生命保険に加入している場合に受けられる控除
地震保険料控除
:地震保険に加入している場合に受けられる控除 など
 
 *メジャーな控除だけ記載。他にもいくつかあります。

一番上の「基礎控除」に関しては、特に申請しなくても誰もが受けられる控除なので、記入箇所はないです。
その他の控除に関しては、何かしらの記入箇所が設けられています。

控除する意味

このように受けられる控除って一つではなく、いくつも存在するのです。自分が該当する控除があれば特に制限はないので、複数受けることができます

要するに、税金を納めるにあたり、扶養していたり生命保険をかけたりと支出が多いなら税金の負担を軽くしてあげましょうということです。

ここで再度「控除の意味」に戻ります。

控除税金の負担を軽減するために、課税の対象である所得の金額から差し引くこと。

なぜ所得金額から差し引くと税金の軽減になるのか?

日本の所得税は超過累進税率という制度をとっており、所得が多いほどそれに係る税率が高くなります。ここでは詳しい説明は割愛しますが、その所得金額が低いほど税率も低くなるから、最終的には税金が低く済みますよ!ってことです。

つまり、控除(所得金額から引くもの)が多ければ多いほど、それにかかる税金が低くなるので「控除はあった方が得である」ということになります。

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控除額

控除額」というのは「○○万円」と金額が決まっていたり、保険料関係であれば計算式があったりと項目によって様々です。

以下に、一部の例をあげます。

  • 基礎控除:38万円
  • 配偶者控除:38万円(条件・例外あり)
  • 地震保険料控除:保険料の全額(最高5万円)

今回は「初級編」なので頭が混乱しないように、分かりやすい控除だけをピックアップしてみました。

このように、控除の項目によって金額が変わってきます

記入漏れは損する!?

毎年年末に「面倒な申請だな~」と思ってしまいがちですが、税金の面で「得をする申請だ」と思えば張り切りませんか?(笑)

何度も言いますが、年末調整とは「税金を軽減するために申請」するものです。よって、本当は該当する控除があるにも関わらず、申請そびれてしまうとその分、税金を多めに払ってしまうということになります。

そのため、自分が対象の控除項目をしっかり理解し、申請漏れがないようにする必要があります。

生命保険料控除地震保険料控除」に関しては、毎年早くて9月、遅くても11月末までに保険会社からハガキあるいは封書で、年末調整に関する書類として自宅に郵送されます。

会社の年末調整申請までに大切に保管して置き、記入漏れがないように申請しましょう!

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おわりに

なんとなく「年末調整のイメージ」が理解できたでしょうか?

一度学習しても、時間が経てば「あれ?どうだったっけ?」となってしまうくらい、税金の仕組みや計算式って複雑なのです。

どの分野でもAI化が進み、税金もいずれは自分で申告しなければならない時代がくることも予想されます。そうなる前に最低限の知識を理解しておけば、頭がついていきやすくなります。

税金は、知らなければ損することがたくさんあるので、今回の記事で理解を深めていただけたのなら幸いです。

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