数年前に既卒で、かつ、縁も所縁もない「役場(C日程)の面接」を受けたことがあります。
結果は、残念ながら”不合格”でした。
元々面接が得意でもないのに、ぶっつけ本番で挑んだ自分がばかでした…。
緊張はしたものの、面接で質問された内容をハッキリと覚えています。
その内容を体験談として紹介しますので、公務員試験受験予定の既卒の方はぜひ、参考にされて下さい!
既卒の公務員試験面接で質問されたこと全て

自己PRをお願いします
面接トップの質問は、定番の内容でした。
面接の練習は全くしていなかったけれど、さすがに、
①志望動機
②自己PR
は、あらかじめ用意していました。
よって想定内だったので、しっかりと発言したつもりでしたが…。
問題は、その次の質問で戸惑うことになるのです。
あなたの長所を教えてください
面接開始してすぐの質問が「自己PR」だったのですが、
なんと!!!
その直後に聞かれた内容が、
あなたの長所を教えてください
だったのです。

さすがに動揺し、うまく答えられませんでした。
なぜなら、さっきの自己PRに長所を思いっきり盛り込んだからです。
そのため、かなりあたふたしてしまいました。
動揺しながらも思いついたことを話し、途中で、
「先ほど(自己PR)の内容とかぶりますが…」
と言いつつ、なんとか長所を伝えました。

うわぁ…終わった…と思った瞬間でした。
前職から公務員になろうと思ったきっかけ
3つ目に聞かれた質問です。

私の前職は”病院勤務”でした。
なぜ、医療職から公務員に興味を持ったのか
既卒の場合「(前職から)なぜ公務員になろうと思ったのか?」という質問は、必ずといっていいほど聞かれる内容です。
これも、なんとか答えたつもりですが…。
今思えば、中身のない薄っぺらい内容になってしまった気がします。
前職と公務員の仕事の共通点

先ほどの質問に引き続き、「前職(医療職)に関する質問」でした。
”前職と公務員の共通点”は何だと思いますか

…そうきたかぁ。
共通点と言われても・・・(泣)。
正直戸惑い、この質問には何も答えられませんでした(撃沈)。
面接官はこちらの心情を察したのか、すぐ次の質問に移りました。
なぜうちの役場志望なのか
なぜうちの役場志望なのか
聞かれた時は、「(地元ではないようだけれど)なぜ??」と言われている気がして、少し押されました。
しかし、
”志望動機と同様に答えれば大丈夫だろう…。”
と思い、用意していた内容をそのまま話しました。
主語(役場名)を変えれば、他の役場でも当てはまるような内容だったなぁ…(笑)
完全にしくじった…。
実際に働いてみたい部署

そして最後の質問は、公務員として働き始めたらの話に切り替わりました。
自分が興味のある部署をつげ、その理由も簡潔に述べて終えました。
最後の質問だからなのか、面接官全員が顔を上げて頷いているように見えました。
【面接を終えて】手ごたえは?
こんなかんじで、全部で6つの質問になりました。
正直、手ごたえはないと感じました。
…というより、苦し紛れに答えた質問や答えられない内容がいくつかあったので、その時点でほとんど諦めていました。
やはり、面接は自信がない限り、ある程度は既卒ならではの質問を予想し、練習は必須なのだと感じました。
【後で気づいた】あれは圧迫面接!

今回の公務員試験で、圧迫面接といものを初めて経験しました。
あまり言い訳にしたくないのですが…。
私は元々”医療人”でして、大学を出てしばらくは病院勤務でした。
*病院の面接:圧迫面接を受ける機会が少ない
今回、面接を受けている間は気づきませんでしたが、終えた後になんとなく不快感がありました。
それが圧迫面接だということに、あとになって気づいたのです。
できる範囲で答えたつもりですが、客観的にどう思われたのかは分かりません。
まとめ(反省点)
今まで紹介した内容が、私が経験した公務員試験の面接になります。
簡単にまとめると、
です。
既卒だからこそ聞かれる「前職関連の質問」は、何聞かれてもいいように、万全の対策を練っておく必要があったのだと痛感しました。
仕事関連以外の質問に関しては、現役生とあまり変わらない内容のはずです。
結果は残念でしたが、今となっては30歳を目の前にし、いい経験になったと思っています。
これから公務員試験の面接を控えている、既卒のみなさん!
ぜひ、質問内容を参考にされて、自身の面接に生かしてください。