親知らずの抜歯4本をすべて終え、感じたことがあります。
わざわざ誰も教えてくれないけれど、経験して「こうすればよかったんだ!」と学んだことがいくつかありました。
今回紹介するのは「これから抜歯する人に、絶対に実施していただきたい」と思う内容です。
しっかりと守れば、抜歯への恐怖はないはずなのです。
そして「1日でも早く普段の生活に戻るためのアドバイス」でもあるので、ぜひ参考にされてください。
親知らずの抜歯は怖くない!これらを守れば大丈夫

抜歯前に実行すべきこと
安心できる歯医者選び
親知らずの抜歯をするにあたり、歯医者選びは大変重要です。
抜歯の実績が豊富な歯科医師とそうでない歯科医師がいるから
当然ながら、「親知らずの抜歯経験が豊富な歯科医師」にゆだねた方が、安心ですよね?
「家から近いから」「建物が綺麗だから」といった理由で選ぶのではなく、知人等の口コミや歯医者のホームページ等で事前に確認することをおすすめします。
歯科医師の経歴や実績を確認しておく

腕の良い医者に託した方が、安心するだけでなく早く抜歯が終わります。
したがって歯医者選びを怠らず、信頼できる歯医者で抜歯にのぞむべきです。
スケジュール調整は綿密に
抜歯直後から数日の間は、誰でも体の変化が起きます。
個人差はありますが、何かと普段の生活に戻るまで時間を要します。
よって、抜歯後は大事な予定を極力いれないことをお勧めします。
●上の歯:翌日
●下の歯:抜歯後3~4日

特に女性は、頬の腫れは気になるかと思います。
あくまで目安になりますが、
このような要素にも左右されるため、参考程度にお考え下さい。
抜歯前日は十分な睡眠を

抜歯とはいえ、体にそれなりの負担がかかります。
私は一度睡眠不足で抜歯に挑んだせいか、抜歯後の反応が思わしくなかったことがありました。
寝不足は要注意
抜歯前日は体調を整え、十分な睡眠をとって翌日抜歯に挑むべきです。
寝不足だけでなく、風邪気味などの体調不良がある場合も無理しない方が無難です。
その場合は歯医者に連絡し、抜歯を実行するかどうかの判断を慎重に行いましょう。
抜歯中に注意すること
終始リラックスを意識する
初めての抜歯だと、緊張しますよね…。
それは当然のことです。
しかし「緊張しない」というのは無理ですが、「リラックスする」のは心がけられるはずです。
特に数十分以上の長い抜歯の場合、そういった緊張した状態でいると、終わった後の体に負担がくるのです。
体がガチガチの状態で抜歯した後、
立ち上がった時に、倒れてしまう人がたまにいるようです。
よって、力を抜いてリラックスした状態で抜歯を受けることが望まれます。
指示があれば素早くその通りに
抜歯中に「口を開けて・閉じて」などの指示を、歯科医師から何度か言われます。
その際、指示に素早く反応しその通りに動くことで、抜歯自体がスムーズに終わります。
少しでも抜歯が早く終わると体の負担が軽く済むので、歯科医師の指示も忠実に守ることを心がけましょう。
抜歯後の注意事項を守る

抜歯を終えたその当日は、様々な注意点があります。
だいたいどこの歯医者でも共通して言われるのが、以下のような内容です。
抜歯後に、注意事項等が書かれた紙を渡されることが多いので、その内容をしっかり守って過ごすことが早く完治するためのポイントです。
もし怠ってしまうと、せっかく抜歯自体がうまくいっても、後々処置が必要になることがあるのです。

抜歯中よりも、抜歯後の方が重要かもしれません。
特に激しいうがいは、抜歯部の治りを伸ばしてしまい、激痛を伴うなどさらに治療が必要になる場合があります。
よって最後まで気を抜かず、抜歯後の注意事項もしっかりと守るようにしましょう。
どうしても抜歯が怖いという方に

親知らずの抜歯って、生涯しなくていい人も確かにいます。
しかし、抜歯経験者って世の中レベルでみると相当数いらっしゃいます。

親知らずだけでなく他の歯の抜歯も含めると、半数以上もの人が抜歯経験者なのです。
なので、どこそこの歯医者で日々抜歯されているかと思うと、自分だけではないのだと少し気が楽になるはずです。
抜歯して大ごとになるって非常に稀です。
怖がりすぎず、適度な緊張感で挑んで下さい!
この記事のまとめ
歯科医師から抜歯を勧められた場合、どうもがいても、いずれは抜かなければならない運命です。
怖くて、なかなか前に進めないのは分かります。
しかし、抜歯を頑張って乗り切れば、親知らずの痛み・不快感などから解放され、毎日の生活がかなり楽になります。
終われば「もっと早く抜歯すればよかった」…と、不思議と思うのです。
今回紹介したことを守り順調にコトが進めば、抜歯なんて遠い昔の存在になりますよ!
これから抜歯する人はぜひ、参考にしていただければと思います。