騒音の件で苦情がきてしまった場合。
- 今後どうしたらいいの?
- どう対応した方が正解なの?
などと、悩みますよね!?
私が実際に騒音問題(被害側)に直面し、気づいたことがあります。
それは、
相手をよく観察し、そによって対応を変えると、大きなトラブルになる可能性を少しでも回避できる
ということです。
普段からかかわりがない人との接触ですと、「相手の人物像」を把握することが大事なのです。
以後、できるだけ相手と揉めずにうまくやっていきたい人はぜひ、最後まで目を通されてください。
そもそも、なぜ騒音トラブルが起きるのか?
住人同士の騒音トラブルは、”苦情”を伝えてはじめて起きます。
たとえ騒音と言えるほどの音を出していたとしても、指摘がなければ人と人との衝突は起こりません。
苦情を言いたくても、言えずに我慢している人はたくさんいます。
そういった場合、”騒音トラブル”には発展しません。
それは、
「価値観」が様々だから
です。
一人一人が全く同じ価値観であれば、騒音トラブルは起きないと思われます。
たとえば、集合住宅で起こりがちですが、
掃除機は10:00以降が無難⇔出勤前に朝から掃除機をかけよう
子供の騒音は仕方がない⇔子供の足音がうるさくて不快
どの時間でも迷惑はかけてはダメ⇔遅い時間でなければ騒いでもOK
といったように、人が持っている価値観はそれぞれなのです。
そして、自分の考えに反した行動だと「騒音」と認識し、人によっては苦情を伝え、騒音トラブルに発展してしまうのです。
騒音で苦情がきた人に知ってほしいこと
価値観が違うと衝突が起きる
「価値観が人それぞれだから騒音問題が起きる」ということは、先ほど述べました。
自身がもつ『常識の範囲』というのが、人によって違うのは当然なのです。
そのため、一見、互いに正しい主張があったとしても、なかなか解決に至りにくくなります。
”明らかに非常識”と思われる騒音のレベルだと、話が別ですが…。
皆が皆、「そういう考えもあるんだ!」と冷静に判断できれば、ある程度寛大になれるはずなのです。
しかし、自分の考えを簡単に曲げられる大人はほとんどいません。
それが、自分に不利益をもたらす「騒音」となれば、なおさらですからね!
育った環境の違いで騒音主に!?
騒音の苦情を言われても、必ずしも”常識がない”というわけではないので、安心してください。
それは自分が育った環境によって、無意識に迷惑をかけていることもあるからです。
このような場合。
自分は悪気がなくても、苦情側の捉え方次第で、”たまたま騒音主になってしまった”というだけの話です。
騒音トラブルは、想像以上に奥が深い問題ですね。
苦情の対応ポイントはまず相手を知ること
では、実際に騒音の苦情を受けた場合。
今後の対応で失敗しないように、「相手を知ること」について詳しく述べていきます。
相手の人物像を推測する
まず、相手を知るよう努めることがポイントになってきます。
・・・とはいっても。
相手がどこに住むどのような人なのか、全く分からないケースも多いと思います。
しかし、できる限り苦情相手の特定はしておいてください。
そして、次に行うこと。
これが、苦情を言われた後の、対応を間違えないポイントになります。
苦情を言われた状況によりますが、例えば直接言われた場合、
- 見た目や装い
- 話し方
- 言葉遣い
などで、適切な対応を考えていただきたいのです。
相手がどんな人物であるかの見極めは、非常に重要です。
これらはぜひ、クリアしてほしいところですよね…!
相手に応じた適切な対応をする
世の中には、いろんなタイプの人間が存在します。
とくに騒音トラブルの場面では、大きく分けて以下のようなパターンをよく見かけます。
その中でも、感情的に苦情を伝えてしまう人がいます。
しかしその場合でも、悪い人だとすぐに決めつけるのは間違っています。
強い口調ですとマイナスに捉えてしまいますが、そのように判断するにはまだ早いです。
なぜ、そういうことが言えるかというと、
- 感情的になるほどの騒音で、一時的に我を忘れている
- 精神疾患を抱えている
といったことが考えられるからです。
これを踏まえたうえでですが!
以下より、大きく分けて2つの場合で対応を考えてみてください。
ノーマルだと判断した場合
たとえ相手が感情的だったとしても、おおよそ話の筋が通っているのであれば、
- 単に気が強い
- 一時的に感情的になっているだけ
と判断し、反省と今後の改善に取り組むべきです。
必要に応じて「謝罪」に伺うと良いでしょう。
苦情を言われたからといって、相手との関係が悪くなったわけではありません。
- 誠意を感じる謝罪
- 改善に一生懸命な気持ち
などが相手に伝われば、挽回できるチャンスは十分にあります。
慎重に対応するべき相手
次に、苦情の相手が以下のよう場合、少し慎重になってください。
これは、危険人物である可能性が非常に高いのです。
そういう人とは、まともに向き合っても時間を奪われるだけですし、こちらのエネルギーが無駄に消耗します。
そして、苦情がエスカレートしていくことも考えられます。
こういったパターンのアドバイスとしては。
最低限の対応(謝罪等)はできたら行い、
- あまり関わらない
- 賃貸であれば引っ越しを視野に入れる
といった、安全な選択をとりましょう。
人間関係による仕事の転職と考えは一緒です。
”住人の運が悪かった”と思い、次の住居を検討し始めた方がよいです。
苦情の内容に心当たりがあるなら改善し、あとはできるだけ関わらないように過ごした方が良いでしょう。
このような人間の場合、関われば関わるほどさらに弱みに付け込んできたりします。
だからといって全く関わらない選択をしても、思わぬ行動をとられることも予想されます。
そのため、”できるだけ関わらないこと”を意識することです。
最低限、
- すれ違ったときの挨拶
- 余計な会話(発言)はしない
といったことを守り、以後は慎重に行動してください。
この記事のまとめ
相手を観察して人物像を把握し、それに合った対応をすれば大きなトラブルになることを防ぐことができる。
これが、苦情を言われた際の大事なポイントです。
第三者から苦情を伝えられた場合でも、できるだけ、相手を知るよう努めてください。
そうすれば、自分が今後どういった対応すべきなのか、おのずと見えてきます。
できる限り安心した生活を送るためにも、今回の内容を参考にしてみてください。