家賃が予算オーバーしたときの判断基準とは?無理なく住むための考え方

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住まい探し

賃貸物件を探す際、まず目に留まるのはやはり『家賃』ではないでしょうか??


5か所の賃貸物件に住んだ経験のある私ですが、やはり、家賃は大切な条件のひとつだということです。

予算にもう少し余裕を持てれば選択肢はぐっと広がりますが、収入とのバランスを考えると容易なことではありません。


しかし!!

予算オーバーでも、本当に気に入った物件であれば、多少無理してでも住んだ方がいいと思うのです。

その内容について、自身の体験談から語っていけたらと思います。

家賃が予算オーバーになる人は意外と多い?

家賃オーバーが起きる背景(理想と現実)

家賃が予算オーバーになってしまうのは、“理想の暮らし”と“現実の収入や生活費”とのギャップがあるからです。


希望条件を妥協せずに探していくと、どうしても高くなります。

家賃が高いほど見た目や設備、そしてお部屋の広さも十分だったりと、理想的な住まいが多いのも理由のひとつです。



その結果、「なんとかなる」という感覚で見積もってしまうと、入居後に生活費の圧迫を実感するパターンも少なくありません。


このように、「ちょっと背伸びした物件」を選んだ結果、気付けば毎月の家計がギリギリになってしまうのは避けるべきです。

家賃に関する世間の平均感覚

一般的に、手取り収入の25〜30%程度を家賃にしようと考えてる人が多いです。


でも、住まいに関する価値観は人それぞれ!

  • 「多少高くても、快適な部屋がいい」派
  • 「家は最低限でいいから、趣味や旅行にお金をかけたい」派
  • 「在宅勤務が多いから、多少高くても広い部屋がいい」派

と実に考え方は様々です。


つまり、世間的な平均感覚を知ることは大切ですが、それがすべてではありません


「自分の収入・支出バランス」と照らし合わせて、無理のない範囲で判断することが重要です。

家賃の「予算オーバー」の危険度を判断する基準

家賃が予算をオーバーしているかどうかの指標の一つが、「手取り収入に対する家賃の割合」です。

一般的に、
手取り収入の25〜30%以内に抑えるのが望ましい
とされています。



▼例:月の手取り収入が20万円の場合

家賃5〜6万円以内が理想的



この目安は、他の生活費が圧迫され、結果として貯金ができなかったり、生活が苦しくなったりするリスクを避けるために設定されています。


もし、家賃がこの割合を大きく超えている場合、日々の生活費を大幅に削らなければならず、生活の質が落ちる可能性が高いと言えます。

【体験談】気に入った物件の家賃は5,000円オーバー

物件探しの段階について

では、我が家の体験談です。


あらかじめ決めていた家賃の予算は、65,000円でした。

KAO
KAO

よほど希望にマッチした物件じゃない限り、「これ以上はできれば考えたくない…」と言える額です。


我が家の住まいについて

九州地方で、都会と田舎の中間(トカイナカ)住まい。


希望するエリアが狭いということもあり、ようやく1~2件ヒットするという状況。


まだ今の住まいで我慢すべきかと思っていましたが、

家賃の予算をあげてみよう

と突如思い、作戦変更してみたのです。

しかし、気に入った物件は、決めていた予算の5,000円オーバーでした。


でも最終的には、契約に至ったのです。

5,000円あればこんなことができる

「月5,000円の出費」の捉え方は、人それぞれだと思います。


ちなみに節約を意識したい私にとっては、なかなかの痛い出費でした。


だって5,000円あれば、

  • ランチ3回は行ける
  • 単純に毎月+5,000円貯金できる
  • 年間で6万円浮くことになる

と考えると、結構な額に思えたのです。


家賃は毎月かかる固定費なので、やはり真剣に悩んでしまいます。

【結果よし】5000円オーバーでも家計はなんとかなった

そんなこんなで希望にマッチした物件だったため、契約したのですが!


住み始めて2年…。


思ったほど家計を圧迫することなく過ごせました。

収入も特別増えたわけでもなく、子供も1人増えたのにです。


そう!

予算5,000円オーバー程度ならなんとかなる
(*我が家の場合です)

こう実感しました。


そして、想像以上のメリットがあることにも気づきました。

予算オーバーでも感じたメリットとは?

住人の質に満足

やはり、少しでも家賃が高い物件に住むと、安心感があります。


そう。民度が高い


たとえば、

  • 共用部が整理整頓されている
  • ゴミ捨てが荒れていない
  • 挨拶をする人が多い
  • 最低限のマナーがある

と、対人ストレスが少ないのです。


周囲の治安なども大事ですが、物件の敷地内でも快適に過ごせるに越したことはないと感じます。

日々の幸福度が高い

住居は唯一、何も考えず体を休められる場所です。


そんな住まいが自分の理想に近いほど、日々の満足度が高くなります


そのため、多少金銭面で無理をしてでも納得できる家に住んだ方が、後悔する可能性も低くなるのです。


それに、一度住んだら簡単に引っ越しはできません。

だからこそ新居探しは慎重になり、少しでも希望条件に合う住まいの方が心地よく過ごせます。

生活費の節約を意識できる

そして本題の、予算オーバーした場合のその後の家計についてです。


確かに数字で見ると、当初予定していたよりも毎月5,000円の出費が加わります。


しかし実際に住み始め、家賃が高くつくことになったからこそ、節約を意識できている自分がいるのです

これは、予想していなかったことでした。


そのため、多少の家賃予算オーバーくらいなら、意外と気にしなくてOKなのです。


実際に我が家で証明できているので、予算オーバーはむしろ、プラスになることが多いかもしれません。

これはあくまでも目安であり、ライフスタイルや貯蓄状況によっても異なります。

例えば、貯蓄が十分にあったり、収入の見通しが安定していたりする場合は、多少オーバーしても無理なく生活できるケースもあります。



家賃オーバー物件を選ぶときの注意点

貯金を崩してまで住むのはアリ?

家賃が予算オーバーでも、「どうしてもここに住みたい!」という場合、貯金を取り崩して暮らす選択を考える人もいます。


ただし、貯金は生活の安心材料であり、急な出費や将来のための備えでもあります。


貯金を切り崩すことで一時的には住めても、長期的には生活が苦しくなったり、精神的な負担が増えたりするリスクがあります。


そのため、貯金を使う場合は、

  • いつまでにどのくらい貯金を回復できるか
  • 収入の増加や支出の見直しが現実的か

をしっかり考え、計画的に使うことが大切です。

見落としやすいコスト

家賃だけに注目しがちですが、実際の毎月の支払額は共益費(管理費)、更新料、駐車場代なども含めるとかなり高額になります。


そのため、家賃+共益費+更新料の合計をきちんと計算し、無理なく支払えるかどうかを事前に確認することが重要です。

「快適さ vs 無理」の判断基準

家賃が高い物件は、設備や立地、間取りなど「快適さ」が魅力です。


しかし、快適さのために無理な支払いを続けると、日常の他の支出を削ることになり、結果的に生活の質が下がります。


そのため、「快適さ」と「無理なく続けられる支払いのバランス」を見極めましょう!

判断基準の例としては、

  • 支払いに無理があっても数ヶ月だけ耐えられるか?
  • 食費や光熱費を極端に削っても健康や生活に悪影響がないか?
  • もし収入が減った場合、すぐに対応できる余裕があるか?

などを考慮します。


理想と現実を天秤にかけて、長く安定した生活を送れるかどうかが鍵です。

おわりに

現在の収入や生活費、貯蓄状況によって判断は大きく異なるため、『予算オーバーでも問題ない』とは一概には言えません。


しかし、本当に理想の住まいだと感じたのであれば、多少の予算オーバーはそこまで気にしなくてもいいことが多いです。


あとは入居後の家計のやりくり次第でもあるので、

  • 本当に家賃に見合った物件なのか
  • あきらめたら後悔しないか
  • もしもの時は貯蓄に頼れるのか

といったことをしっかりと考えながら、納得のいく住まいを探しましょう!



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