管理会社に、騒音の件で何度も苦情を伝えるのはありなのでしょうか?
- 再び管理会社に相談したい…
- 何度も言うと迷惑かな…
- クレーマーと思われないかな…
このように、「何度も相談するのは勇気が出ない…。」とためらうかと思いますが。
大丈夫です!!
”何度も相談=クレーマー”ではありません。
クレームに慣れていなかったり、心苦しい思いで何度も伝えていると、クレーマーと思われていないか不安になりますよね~。
でもそうなると結局再度の相談を躊躇し、我慢する生活を続けなければならず、泣き寝入りする事態にもなりかねません。

それは非常にもったいないです!
私自身の経験で言えば、何度も相談はOKだと思います。
しかし、「クレーマーと思われない相談の仕方」というのはあるのではないかと思います。
その内容について、ご紹介したいと思います。
騒音で管理会社に何度も苦情を言うのはOK?

まずは管理会社を味方につける
何度も伝えている場合のクレーム処理は、「(管理会社の)担当」によって対応に差が出てきます。
当然っちゃ当然ですよね…対応するのは人間ですから。
そのため騒音問題解決のためのポイントは、
管理会社を味方につける
に尽きるのです。
クレーム処理が多いと言われる管理会社の仕事ですが…。
何度か相談していると、騒音問題における正当性を理解していながら、心の中では被害側・騒音側のどちらかに味方したくなるものです。

これが現実…。
実際の騒音の状況を確認できているわけではないので、苦情内容が必ずしも正しいとは判断しません。
そのため担当者を上手に利用し、味方になってもらう気持ちで相談する必要があります。

苦情とはいえ、心理戦・頭脳戦でもあります。
ただ苦情を伝えるだけでなく、ちょっぴり頭を使いましょう。
何度も苦情を伝えるのはあり?

そして本題の、
という内容についでです。
この答えはもちろん、「あり」です。

だって、騒音の被害者ですから!!!家賃払って住んでいるので、まずは自信を持つことです!
なんなら、騒音が改善するまで苦情を言い続けてOKなのです。
ただ、自分が音に対して人よりも敏感という場合もあります。
少しの生活音は、どこの集合住宅に住んでもあること…。
一呼吸おいて考えたときに、「これはうるさい、非常識でしょ!」と感じるのであれば、躊躇なく何度でも相談して大丈夫なのです。
管理会社からクレーマー扱いされない方法

では実際に、何度も相談してもクレーマー扱いされない方法について、いくつかポイントを紹介します。
感情的にならず落ち着いて話す
これは、クレーム相談の基本になるかと思います。
騒音の被害に遭い、つい感情的になってしまいがちですが…。

苦情を聞いてくれる人がいると、その人に怒りをぶつけてしまいたくなりますからね…。
ですが管理会社に相談の際は感情を抑え、冷静に話すことを心がけると状況が正しく伝わり、印象も良くなります。

管理会社の立場で考えると、怒られながら話されて気分いい人はいないはずです!
どういう苦情内容なのかを整理し、場合によってはメモにまとめてから、落ち着いて相談するように心がけます。
感情的にならず冷静に話す。
話の筋を通して話す

騒音問題でよくありがちなことで、
- 話の内容があちこち飛ぶ
- 自分の主張を連発するだけ
といった状況では、残念ながら早い段階でクレーマーと認識されてしまう可能性があります。
しっかり順序立てて、筋を通して相談する必要があります。
・常識的な発言を心がる
・強調したい主張は特に注意を払う
自分がしている努力も伝える

たとえば、警察沙汰レベルの騒音でしたらこちら側には落ち度はないので、管理会社に自信持って相談しましょう!
しかし、そこまではないけれどそれなりの騒音だと判断した場合。
自分がしている騒音に対する対策を伝えると良いのです。
その”努力”の例をあげますと、
といったようなことです。
騒音の相手を責め過ぎず、
”できる限り、自分も気にしない努力しているんだよ?”
ということをしれっと伝えてみると、管理会社からの印象も大きく変わってきます。
管理会社は、必ずしも騒音の被害者の苦情内容が正しいとは思っていません。
苦情を伝えた側の発言の信ぴょう性を、慎重に判断しています。

なんか面接みたいですけどね~。
*たとえ迷惑な騒音主でも、管理会社からしたら、基本的には同等に扱うべき”お客さま”です。
したがってクレーマーではなく、単に騒音に悩んでいる人と思われることが重要です。
相手の立場も考えた発言もする

騒音の度合いにもよりますが…。
相手の立場を考えた発言も、結構効果的です。
例えば、騒音の原因が子供の場合、
- 子供が出す音なので、ある程度は仕方がないのは理解している
- 相手は、こんなに響いているなんて思ってないだけだと思いますが
など、ちょっとした配慮の言葉を加えるだけで、
といったように、被害者にとって都合のいい方向に認識されます。
他にも、
自分の生活音も、少しは迷惑をかけていることは承知です
という、どのパターンの騒音でも使えそうな言葉でもいいですね!
そうすると「自分勝手な人ではない」と思われ、こちらの発言に信頼をよせてくれます。
全面的に被害者だという気持ちを抑え、相手のフォローもしつつうまく相談するのは結構効果的なのです。
何度も相談はOKだけど…

「改善が見られない、あるいは逆に悪化した」という場合あれば、管理会社に何度も相談していいと思います。
ただし!!
感情的な発言だったりあまりに頻繁すぎますと、クレーマーと思われてしまいます。
難しいところではありますが…。
我慢するときは我慢しましょう。
適度に間隔をあけて相談し、「これだけ我慢したけどやはり限界です」と、冷静に伝えましょう。
*ちなみに、私は上階の子供の騒音で短いときで2週間に1度、長くて1か月に1度のペースで、管理会社に計10回以上は相談しています。
この記事のまとめ
自分が本来被害者なのに、苦情の方法を間違えたがゆえにクレーマーと思われ、適当な対応をとられたら元も子もありません。
管理会社に何度も相談する際は、今回の対応方法を思い出してもらえたら、うまくいく可能性が高くなるのではないかと思います。
管理会社からしたら、トラブルを起こすような人には極力住んでほしくないはずです。

よけいな仕事が増えてしまいますからね。
そういった厄介な人は、また別の住人と問題を起こす可能性があるからです。
「自分はマナーを守って住めますよ!」
というのをアピールし、できる限りクレーマーと思われない言動を心がけましょう!