
私は過去に、上階の子供の騒音に悩まされノイローゼになりかけました。
最終的には相手が先に引っ越したものの、音のトラウマは簡単には抜けず…。
そこまでうるさくはないはずなのに、今度は隣や新たな上階の入居者の生活音が気になり、とうとう私自身も引っ越しを決断しました!
とはいっても、期待と不安が半々で…。
引っ越した先でも、騒音被害に遭わないか恐れていました。
新たな物件探しにはとても慎重になり、ついに賃貸マンションに引っ越すことができました。
この記事では、
「99%の騒音の不安」
から
「99%の安心」
に変えるため、私が行ったことを紹介していきたいと思います。
引っ越しを決断するまでの道のり

私は、木造アパートの1階に住んでいました。
間取りなど、防音性以外の面では結構気に入っていたため、できればもう少し長く住みたかったのですが…。
木造の物件とは関わりたくない
こう、強く思うようになりました。
集合住宅はどこに住んでも、ある程度の生活音は避けれないことは理解しています。
でも、周囲の騒音に、少しでも悩まない環境に住む必要性を感じ始めたのです。
【新居探し】騒音への不安解消のために行ったこと
では、具体的にどういう風に新しい住まいを探したのかについて、紹介します。
「物件情報」の熟読
まずは、絶対条件である鉄筋コンクリート造(RC造)に絞っての物件探しです。
以下が、私の譲れないと思っていた条件です。
これら5つの条件を守ろうと、心に強く決めました。
部屋が1つでも多くあれば、仮にうるさい隣人がいた場合に距離をおき、逃げ場となる部屋ができると考えたからです。(1Kや1LDKだと難しそう)
…とか言いつつ。
現実は新たな物件を探すにあたり、他にも考慮したい条件がありました。
したがって、
「4.角部屋であること」
と
「5.最上階であること」
だけは、妥協せざるを得なかったのです。

不動産会社に質問しまくったこと

建物内の騒音トラブルの有無
不動産会社が把握している内容だけでも、確認したかったことがありました。
そう、
騒音トラブルの有無
現在の住まいで、騒音に悩んでいることを伝えました。
そのうえで、今までに騒音トラブルがあったかどうか教えてほしいと、ストレートに質問しました。
すると、
今までに、騒音の苦情は1件もない
との返答でした。
築浅の物件…ってのもありますが、それだけで期待が高まった瞬間でした。
20世帯ほどある賃貸マンションで、約3年にわたって騒音のクレームが0。
・・・優秀すぎる。
しかし、それでも疑いの目を残していた私は、
と、ちょっと不安な部分もありました。
でも、仮に生活音がある程度聞こえたとしても、相談するまでもない程度なのだろうと思うようにしたのです。
上下や隣の世帯構成の確認
そのほか、希望のお部屋の上下、左右(隣)の世帯構成の確認もしておきました。
これ、結構大事です。
私はかつて、上階の子供の騒音に悩まされてしました。

そのため、「周囲に子供がいないか」ということが気になっていたのです。
だからと言って、子供がいないから静かとは限らないけれど。
とにかく子供が出す騒音による被害は避けたかったので、世帯構成の確認はしっかりと行いました。
前入居者の居住期間と退去理由
不動産会社に情報が入っていないだけで、当事者同士でトラブルを起こしている可能性も否定できません。
でも念のため、「前の入居者の居住期間と退去理由」を聞いてみました。
すると、
とのこと。
退去理由は教えてくれる不動産会社が多いので、積極的に聞いてみることをオススメします。
お部屋見学で自分の目や耳で確認したこと
壁を叩いてみる
お部屋の見学の際は、必ず実施しようと思っていたことがあります。
それは、
壁を叩き、防音性の確認

営業担当者の前でやるのはちょっと恥ずかしいですが…。
壁の厚みがどう違うのかを、しっかりと自分で確認したかったのです。
以下が、その結果です。
木造(現住居)
・スカスカと空洞を感じる音
・強く叩いても手が痛くない
鉄筋コンクリート(新住居)
・厚みをしっかり感じる音
・軽く叩くだけで手が痛い
このように、素人でも違いが分かる壁の素材や厚みに、安心感を覚えました。

建物内の掲示板をチェック

そして、もう一つ確認しておきたかったことがあります。
それは、
掲示板に「騒音注意喚起のチラシ」が掲示されていないか
ということ。
これも自分の目で確認し、とりあえずは安心することができました。
でも、掲示板に何も張られていないからといって、何もないとは限らないようです。
住人からの苦情が出てもチラシ投函のみで、掲示しないパターンも。
他、張られていても短期間で外してしまう物件もあるので、参考程度と考えておきましょう。
物件募集掲載履歴から推測できること
他には思いつきで、こんなことを考えました。
建物物件の過去の「募集掲載履歴」を参考にすれば、
何かトラブルに関するヒントが見つかるかもしれない…。
どういうことか、詳しく説明します。
下の図を見てください。

これは例ですが、短い期間に”102号と201号”が退去した場合。
「隣接するお部屋に、何かあるかも」…と、疑うのです。

退去の理由が住人に関することばかりではないので、たまたまの場合が多いですけどね…。
でも、騒音被害のトラウマを抱えた私は、とても慎重だったのです。
もちろん、音の伝わり方は上下や隣だけではないため、一概には言えません。
ですが「念のための物件探しのポイント」として、頭の片隅みに入れておくと、今後役立つことがあるかもしれません。
この記事のまとめ
私はこれらの事前サーチで、騒音の面で安心できるようになりました。
「不安が0になった!」…と言えばうそになりますが。
99%の安心感はあります。
こればかりは、実際に住み始めてみないと分かりません。
しかし、多少の生活音は、どこに住んでも避けられません。
あとはこれだけ情報収集を徹底したのだから、吉と出るかはひたすら祈るのみです。

あとは、隣人ガチャに失敗しなければ…といった感じ。
私と同じような境遇の方はぜひこの記事を参考に、引っ越しの際の物件探しの役に立ててください!
コメント
マンションの騒音に悩まされて苦しんでいるところに、こちらのブログを見つけました。今回は、なんと斜め上の部屋の引き戸の音です。まさか斜め上とは思いませんでした。ちなみに鉄筋コンクリートです。。内見で壁を叩いて確認したり、床の音を確認しました(上の階も空いていたので入らせてもらって確認しました)が、ドアの音は確認しませんでした。。鉄筋コンクリートといえど、ドアの音は響きますね。。
私も引っ越しを考えていますが、また悩まされるかと思うと不安です。。
鈍感な人間になりたいものです。。
すごくわかります。自分も隣に中国人が引っ越してきて、鉄筋なのに壁から話し声が聞こえてきます。足音もうるさくドアの開け閉めの音もものすごく響いてきます。せっかく最上階の角部屋に引っ越してきて、静かに暮らしていたのですが。(車の音等は気になりません。人の立てる音が、、)