数年前に、既卒で公務員試験に挑戦したことがあります。
縁も所縁もない、「役場(C日程)の面接」を受験。
結果は、残念ながら不合格でした。
元々面接が得意でもない既卒の人間が、ぶっつけ本番で挑んだのが間違いでした。
しかし緊張はしたものの、面接で質問された内容をハッキリと覚えています。
その内容を体験談として紹介しますので、公務員試験受験予定の既卒の方はぜひ参考にされて下さい!
既卒の公務員試験面接で質問されたこと全て
実際に面接で聞かれてた質問数は「6」でした。
その内容を、順に紹介します。
自己PRをお願いします
面接最初の質問は、定番の内容でした。
面接の練習は全くしていなかった私ですが…。
さすがに、
①志望動機
②自己PR
はあらかじめ、何を発言するかはだいたい用意していました。
よって想定内だったので、自己PRに関してはしっかりと発言したつもりでしたが…。
問題は、その次の質問で戸惑うことになるのです。
あなたの長所を教えてください
面接開始してすぐの質問が「自己PR」。
しかし、なんと!!!
その直後に聞かれた内容が、
あなたの長所を教えてください
だったのです。
さすがに動揺し、うまく答えられませんでした。
なぜなら、さっきの自己PRに長所を思いっきり盛り込んだからです。
そのため、かなりあたふたしてしまいました。
動揺しながらもそのとき思いついたことを話し、
先ほど(自己PR)の内容とかぶりますが…
と途中で言いつつ、なんとか長所を伝えました。
「うわぁ…終わった…」と思った瞬間でした。
前職から公務員になろうと思ったきっかけ
そして、3つ目に聞かれた質問です。
前職は”病院勤務”でした。
それは、
前職は医療職だけど。
なぜ公務員に興味を持ったのか
でした。
既卒の場合「(前職から)なぜ公務員になろうと思ったのか?」という質問は、必ずといっていいほどよく聞かれる内容です。
これも、なんとか答えたつもりですが…。
ぶっちゃけ、何言ったかはよく覚えていません。
前職と公務員の仕事の共通点
先ほどの質問に引き続き、「前職(医療職)に関する質問」でした。
”前職と公務員の共通点”
は何だと思いますか?
…そうきたかぁ。
共通点と言われても・・・(泣)。
正直戸惑い、この質問には何も答えられなかったのです(撃沈)。
しどろもどろになった私を察したのか、すぐ次の質問に移りました。
なぜうちの役場志望なのか
なぜうちの役場志望なのか
聞かれた時は、「(地元ではないようだけれど)なぜ??」と言われている気がして。
少し押されました。
しかし、「志望動機と同様に答えれば大丈夫だろう!」と思い、思うままに発言しました。
・・・「完全にしくじりました」。
実際に働いてみたい部署
そして最後の質問!
内容がガラッと変わり、「公務員として働き始めたら」の話に切り替わりました。
自分が興味のある部署をつげ、その理由も簡潔に述べて終えました。
最後の質問だからなのか、面接官全員が顔を上げて頷いているように見えました。
【面接を終えて】手ごたえは?
こんなかんじで、全部で6つの質問になったわけですが!
正直、手ごたえはありません(泣)。
…というより。
苦し紛れに答えた質問や答えられない内容があったので、その時点でほとんど諦めていました。
やはり、面接は自信がない限り、既卒ならではの質問を予想し、事前の練習はひと通り必要なのだと感じました。
【後で気づいた】あれは圧迫面接!
今回の公務員試験で、圧迫面接といものを初めて経験しました。
あまり言い訳にしたくないのですが…。
私は元々”医療人”でして、大学を出てしばらくは病院勤務でした。
今回、面接を受けている間は気づきませんでしたが、終えた後になんとなく違和感があったのです。
それが「圧迫面接だ」ということに、あとになって気づきました。
できる範囲で答えたつもりですが、どう評価されていたのかは疑問です。
まとめ(反省点)
今まで紹介した内容が、私が経験した既卒の公務員試験の面接になります。
簡単にまとめると、
です。
既卒だからこそ聞かれる「前職関連の質問」は、何聞かれてもいいように、万全の対策を練っておく必要があったのだと痛感しました。
仕事(前職)関連以外の質問に関しては、現役と変わらない内容のはずです。
結果は残念でしたが…。
今となっては30歳を目の前にし、いい経験になったと思っています。
これから公務員試験の面接を控えている、既卒のみなさん!
ぜひ、質問内容を参考にされて、自身の面接に生かしてください。