「子供の騒音で、ノイローゼになりそう!」
このような状況の人へ!
私も約1年にわたり、上階の子供の騒音に耐えていたので、十分に共感できます。
はっきり言って、
”集合住宅なのに防音対策をできないなら、戸建てに住め!!”
って言いたくなりますよね~!
子供の騒音被害にあっていろいろと悩んで苦しみ、そして、たくさん考えさせられました。
本来の自分ではいられない時期もあり、ノイローゼになりかけました。
今回紹介する内容で、同じようにお悩みの方の参考や励みになればと思います。
近隣の子供の騒音に悩む人へ

私の状況について
まずはじめに、私について軽くふれておきます。
- 私:木造アパートの1階住まい
- 騒音源:上階(子供は1歳半くらいの男の子)
どういう子供の騒音で悩んでいたのかは、以下の記事で詳しく紹介しています。
木造アパートだったので、子供一人でも相当な威力でした。

とても静かな場所にあるアパートだったので、よけいにうるさく感じていました。
そして、上階がうるさかった絶頂期に、自分の体に不調が出始めたのです。
騒音を受け続けると、こんなにも体に変化が起きるのだと、今思えば恐ろしい限りです。
「心療内科に受診し、診断書を突き付けてやる!!!」
とまで考えていました。
子供の騒音の威力について

子供が出す音って想像以上にすさまじく、大小さまざまな音が入り混じって伝わってきますよね~。
子供の騒音を経験している人は分かるかと思いますが、
と、実に様々な音を発します。
床で長時間遊ばれると、階下からしたら本当に悲惨です。
私は正直、昼間でも勘弁してほしいと思っていました。

それくらい、うるさいです。
そのため、親が責任をもって、徹底した防音対策を施す必要があると思います。
管理会社に連絡は必須
上階の子供の騒音の件で、私は管理会社に苦情を伝えていました。
「子供だから仕方ない!」
なんてよく言われたりもしますが…。
それは、防音対策をしっかりしてあることが前提だと思います。
それを、親が明らかに怠っていると感じる場合、迷わず管理会社に相談していいと思います。
管理会社には、
”住人が平穏に暮らせるよう管理する義務”
というのがあります。
筋を通してお話すれば、それなりの対処はしてもらえるはずです。
それでもしつこく、苦情を言い続けて下さい。
あまり前向きではない場合、
・「上司とお話させて下さい」
・「本社に連絡する」
などと伝えると、動いてくれる可能性が高くなります。
ただし、恐喝はNGです。
感情的にならず、冷静に話すことです。
子供の騒音被害を受けて思うこと

子供がいて集合住宅に住む以上、それなりの覚悟で子育てしていただきたいものですよね~!
- 防音対策は徹底する
- できるだけ防音性の高い物件に住む
- 周りへの配慮を十分に行う
これがしっかりできていれば、我々被害者が、ノイローゼになるほどの騒音にはならないはずなのです。
…とか言いながらも、
- 子供が複数人いる
- ワンオペで精一杯
- 経済的に防音対策に限度がある
といった理由で、どうしようもない場合もありますが…。
我々近隣の住人だって仕事しながら生活しているため、やはり日常的な子供の騒音は、耐えがたいものがあります。
そして、騒音の被害にあった人にしか分からないことですが…。
いったん周囲の音が気になったら、些細な音でも敏感に反応するようになります。
元々過敏な性格でなくても、繰り返される騒音のせいでどんどん音が気になってくるため、とても厄介です。

騒音側にも、この状況を理解してもらいたい…。
なので、「できる限り精一杯の防音対策」を、相手にしてもらいたいものですよね。
子供の騒音に悩む人にアドバイス

軽減するよう改善を求める
子供の騒音被害を受けたら、”管理会社(大家)に連絡”を行いましょう。
直接の苦情は、相手の性格や状況次第では効果がありますが…。
あまりおすすめしません。
それには、いくつか理由があります。
- 逆にこちらが悪くなる場合がある
- 怒りを買い、もっとうるさくされる可能性がある
- 相手も育児ノイローゼの可能性がある
管理会社には、”自分が被害者だ”ということを、しっかり理解してもらう必要があります。
それなのに直接苦情を言ってしまうと、うまく話がつかなくなります。
原因が子供の騒音で解決が難しいからこそ、第三者の介入があったほうがいいのです。
自分が対策できることは試す

管理会社に連絡して軽減するよう対処してもらう一方で、自分でできる対策も同時に実施すると良いです。
- ホワイトノイズ
- 耳栓
などを使用したりと、工夫できることはいくつかあります。
*「ホワイトノイズ」のレビューは以下。
ある程度の音漏れは、建物の構造上仕方がなかったりします。
しかし自分自身で、”音が気にならなくなる努力”も必要ではないかと思います。
完璧な改善は求めない
そして、うまく苦情を伝えられたとしても、ひとつ頭に入れてほしいことがあります。
完璧な改善は求めない
これは実際に私が、うまく自分の中で消化できなかったことです。
子供が騒音源である以上、どう頑張っても音がなくなることはありません。
最大限の努力で、半減程度ってとこだと思います。
苦情を伝え対策を強化してもらっても、そこまでよくならない子供の騒音に、当時の私は苛立ちを覚えていました。
子供が出す音をとめるには限界がある
これを冷静に判断できれば、イライラがある程度抑えられ、体の不調が最小限にとどめられたはずだと、今になって感じます。
「引っ越し」を検討する

ノイローゼになるほど追い詰められているのであれば、真剣に引っ越しを考えるべきだと思います。
普通だったら、
「えっ…被害者なのに!」
と思うことでしょう。
相手が先に引っ越せば、それはそれでラッキーです。
しかし、すでに相手とトラブルになっている場合。
残された自分たちの住まいを相手は知っているって、なんとなく居心地が悪くありませんか?
そのため、考えようによってはこちらが先に引っ越し、
「あなたたちの居場所は知っている」
と思うくらいの余裕があった方が、気持ちが楽なのです。
なんなら、
「引っ越しの際、物音出しまくって去ってやる!」
くらいの勢いで、
”自分たちが引っ越す”
という手段をとるのも、自分の体を守り、ノイローゼを回避する一つの選択になります。

とにかく音を意識しないこと
騒音を意識しないようにするのは、簡単そうで非常に難しいことです。
しかし、音を聞かないように努力することは可能です。
たとえノイローゼになりかけていても、気の持ちようや努力で、気を取り直すことができるのです。
そのため、最終的には相手ではなく、「自分との闘い」になります。
精神的に崩れる前に自分としっかり向き合い、最善の方法を見つけていくことが、解決への第一歩になります。
この記事のまとめ
同じように子供の騒音被害に遭わないと、なかなか周囲には分かってもらえない苦しみがあります。
だからこそ、子供の騒音被害について共感したり、参考にしてもらいたいと思い記事にしました。
ノイローゼになる前にできる限りの対策をとり、騒音と向き合いながら最善の道を見出す努力を行ってください。
そうしたら、必ず身も心も楽になります。