安定期を迎えた頃から、エコー検査で、
赤ちゃんが大きい
と言われるようになりました。
最初は、
「あぁ、大きいのね!」
くらいにしか思っていませんでした。
しかし、健診のたびに言われると、さすがに不安になります。
私が通っていた産婦人科の先生は、口数が少ない方でした。
そのため、原因や体重管理に関しても、なにも助言がなかったのです。
ですが、気になって仕方がない私は、赤ちゃんが大きい原因について、毎日ネットで調べまくっていたのです。
【週数より大きい】原因の追究を開始

妊婦の食べ過ぎが関係する?
赤ちゃんが大きい原因でよく言われる、
「妊婦の食べ過ぎ」
は、関係があると思います。
しかし、それがすべてではないとも言えます。
…というより、糖質の摂りすぎが大きく関係していると言われています。
私は体重増加を気にして、糖質を抑えた生活をしていました。
しかし、結果的には、やっぱり大きめの赤ちゃんが誕生したのです。
でも、糖質を気にした生活をしていなかったら、もっと大きい赤ちゃんだった可能性も十分に考えられます。
最終的には、体重増加が+7kgに抑えられたのにも関わらず大きかったので、他にも原因があるようです。
実は赤ちゃんが大きい理由に心当たりがあった?

妊婦自身も大きい赤ちゃんだった
実際に私は、赤ちゃんがある程度大きくなることは、だいたい予想できていました。
なぜかというと、
私自身も、出生体重が大きかったから
なのです。

胎児が大きいのは、遺伝とも関係するそうです。
…ということで、自分の赤ちゃんも、それなりに大きくなるだろうと予想はしていました。
ついでに言うと、父親(私の夫)も出生体重が大きめなら、なおさらだそうです。
遺伝子レベルの話だと努力しても変えようがないので、仕方がないですよね~。
旅行で丸2日爆食してしまう
本格的に、赤ちゃんが大きいことを指摘されたのが、妊娠後期に入る少し前でした。
ちょうどそのころ。
苦しいつわりを乗り越えたご褒美にと、プチ旅行に行きました。
1泊2日だったのですが、
- 1日目の夜ご飯
- 夜ご飯後のスイーツ
- 2日目の朝食ビュッフェ
の3つの場面で、爆食してしまったのです。
当時は大変満足でしたが、この行動をのちに後悔しました。
ちょうどこの旅行の次の健診で、
「赤ちゃんが大きめ」から、「赤ちゃんが大きい」
と、先生の判断が変わったのです。
たまたまかもしれませんが…。
栄養素の中でも、糖質って体の中に蓄えられるのだそう…。
旅行中の過剰な糖質摂取のせいで赤ちゃんが胎盤を通じ、短期間で十分な栄養をしっかり摂ってしまったのかもしれません。
生まれるまでの推定体重の記録

毎回健診のエコー検査で、推定体重を教えてもらっていました。
いつも、胎児発育曲線の上限ギリギリだったのです。
以下が、実際の推定体重の推移です。

・・・でかい!!!
ここまで毎回上限ギリギリでこられると、4,000g越えは早い段階から覚悟していました。
推定体重って、あくまで「推定」のようですが…。
少なくとも、±200~300gの誤差は考えられると聞いていたので、
どうか、‐200~300gであってほしい!
と願う日々でした。
そして推定体重は、
- BPD(頭の横幅)
- AC(お腹周りの大きさ)
- FL(太ももの骨の長さ)
から計算されますが。
うちの赤ちゃんの場合、BPDやFLはそこまで大きくありませんでした。
しかし、なぜか「AC」だけが、実際の妊娠週数より3週間ほど大きかったのです。

お腹がぷくっとした赤ちゃんなのかな…!?
赤ちゃんが大きいのは個性と考える

とても悩んだ時期があった
「胎児が大きい」と先生から言われるたびに、落ち込んでいた時期がありました。
もちろん深い意味はなく、ただ単に、
「大きめだよ!」
という事実を、私に伝えているだけだというのは分かっています。
しかし親からも、
- 「大きいと産むとき大変だよ~!」
- 「食べ過ぎてるんじゃない?」
- 「運動したら~?」
などと言われ、正直、大きいと言われることに憤りすら感じていました。
そして、
といった、不安な感情をもつようになったのです。
深く考えないことを決意
なにより一番つらかったのは、自分のかわいい赤ちゃんが、否定されているような感覚でしかたがなかったのです。

一種のマタニティブルーだったのかな?
でも、妊婦の感情ってお腹の中の赤ちゃんに伝わるっていうし、気持ちの切り替えに必死でした。
しかし、ネット上では明るい意見が多く、
といった言葉に励まされ、
「そうだ!単に赤ちゃんの個性。ドンと構えとけばいいんだ!」
と、気持ちを切り替えることができたのです。
【無事出産】難産だった?出生体重は?

そして無事に、元気な女の子を予定日の翌日に出産しました。
あれだけ心配していた、赤ちゃんの体重はと言いますと、
出生体重:3,600g
でした。
これより+300~500gは大きい予想だったので、自分の中ではむしろ、
「なんだ、小さいじゃん!」
と感じたのを覚えています。
そして、赤ちゃんが大きいとよく言われるのが、
「難産の可能性」
ですが…。
これに関しては、安産とも難産ともいえない出産になりました。
結局は、赤ちゃんが大きいのとは関係なしに、『緊急帝王切開』になったのです。
でもやはり、無事に元気に生まれてきてくれただけで、本当に良かったと思っています。
この記事のまとめ
「赤ちゃんが大きい」と言われると不安になりますが、
- 先生から他になにも指摘されていない
- ある程度食事の量に気をつけている
というのであれば赤ちゃんの個性だと考え、過度に心配しなくていいと思います。
むしろ、順調に大きくなってるってとても微笑ましいことだし、体重が増えない方が、他の不安があります。
それよりも、妊婦自身のストレスをできるだけ溜めずに、穏やかに過ごした方がより良いマタニティライフが送れます。
私の中でこの経験は、今では微笑ましい思い出です。
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