「公務員試験に落ちた!」と絶望しても。
辛いのは、ほんの一時です。
私も過去に経験しているので、気持ちはとても分かります。
しかし時間が経った今、
「公務員になれなくてよかった」
と思えています。
妬みではなく、本当にそう思えるような出来事があったからです。
そこで今回!!
試験に落ちて辛い思いをしている方にぜひ、最後まで読んでいただきたいと思います。
公務員試験に落ちて辛い思いをしている方へ
まずはじめに。
「ひどく落ち込みすぎてしまう人」の共通点をあげてみます。
”公務員にこだわっている”という点で、ショックが大きくなってる人がほとんどでしょう。
他の多くの民間企業とは異なり、税金で成り立っている特殊な公務員。
しかも、一斉に様々な職種の採用試験が行われ、併願も限界があります。
そのため、試験にかける思いも熱くなってしまうのです。
そして公務員と言えば、確実と言える社会的地位と安定。
…となれば!
ひどく落ち込んでしまうのも無理がありません。
辛い気持ちは人生のなかでほんの一時
泣きたいなら気の済むまで泣こう
私もそうでしたが、「公務員になりたい!」という思いが強いほど、辛い気持ちは募るばかりです。
そんなときは、悔しさを「泣くこと」で解消すればいいのです。
もがいても結果は出ています。とにかく今は気の済むまで、とことん泣きましょう!
応急処置ではありますが、一時的に心がスッキリします。
そして気持ちが晴れてくると、新たな挑戦や希望が見え始め、心機一転心を入れ替えれるチャンスに繋がります。
時間が解決してくれる
生きていて辛いことは、なにも「公務員試験に落ちたこと」だけではありません。
よって、長い人生の中で公務員試験の経験はひとつの大きな試練だったと思い、普段の生活を1日1日大切に過ごしましょう。
1日、1週間、1カ月・・・と時間が経つにつれ、段々気が楽になっていきます。
「時間が解決してくれる」とは、こういうことですね。
民間だって魅力的な企業ばかり
「公務員以外はあり得ない!!」という場合、私が何を言っても意志は変わらないかもしれません。
しかし視野を広げてみると、
「○○って会社、気になる!働きがいがありそう!」
と、公務員という仕事がどうでもよくなるような魅力に出会えたりします。
これはあくまで例ですが。
私の理想であり、実際にこのような会社が存在します。
こういった現代ならではのリッチな待遇は、公務員ではまずありえません。
税金が財源なので、自由度は低いのです。
そして職種や部署によっては、公務員ならではのこんな欠点もあります。
物理的な環境でいえば、公務員は決して働きやすい職場とは言えないのです。
どうしても諦められない場合
「どうしても公務員になりたい!」というような場合。
とりあえず民間の企業に就職し、時間を見つけて次年度再び公務員試験を受けるという選択もあります。
公務員試験の経験者という強みがありますからね~。
自分の弱点が分かっているはずですし、試験当日の反省点を生かすことができます!
民間に勤めてその会社で満足しているなら、それはそれでいいことですし。
公務員試験は、現役でなくてもある一定の年齢までであれば受験は可能なので、まだまだチャンスがあります。
そもそも公務員になるメリットって?
公務員になっても満足するとは限らない
自分がもし公務員になったら
と考えたときに、いい方に期待しがちですが…。
理想と現実は違い、誤解している人が多いと思います。
確かに間違ってはいないけれど、正解でもありません。
公務員だって世の中の景気次第で、給料&ボーナスの多少の変動は普通にありえます。
政権交代などの変革が起きれば、公務員の制度が大きく変わることも。
職種や部署によっては、「転勤や異動」もあるのです。
そうなれば、環境が変わるたびにストレスを感じることになります。
【副業に関して】時代に乗れない
そして、最近よく言われる「副業」について。
これからの時代、副業は必須と言われています。
そんな中、公務員は縛りが多すぎて、副業は厳しいというのが今の日本の現状です。
これからは「雇われて稼ぐ」のではなく、自分で稼ぐノウハウを見つける時代
確かに現時点で、公務員は経済面で安定しているイメージが強いです。
しかし、これから先は「日本の人口が減る=税収はどうなる?」という問題にいずれ直面します。
…となると、これから公務員を目指す人たちの将来は、かならずしも「安泰」とは言えません。
業務のほとんどがアナログ!?
そして公務員の仕事で、どの職種でも共通することがあります。
それは、
業務がアナログ
(に近い)
のです。
民間はIT技術を導入しているところが増えているのに、公務員の業務は遅れ気味の状態です。
仕事で最先端のテクノロジーに触れていれば、プライベートでもITに対する意識が変わります。
そのため、プライベートでもちょっぴり時代遅れのアナログ人間になりかねません。
これからの時代、デジタルに強くならなければならないのに…。
効率的に業務を行える環境で働いた方が、自分のためにもなります。
まとめ【公務員試験に落ちた人へ】
この記事は、私の体験談と実際に公務員として働いている人の話を参考に作成しました。
公務員試験に落ちて辛いときは、思う存分悲しんで下さい。
時間が解決してくれます。
公務員も一長一短ですし、自身が納得できる仕事ができるとは限りません。
あまり深く考え込まず、成り行きに任せて行動するのも一つの打開策です。
この記事で、前向きに過ごせるきっかけになっていただけたらと思います。