上よりも、下の親知らずの抜歯の方が大掛かりです。
そして、下の親知らずだと、抜歯後の治りも遅いのはよく知られていますよね。
私は、4本すべての親知らずを抜歯していますが、左下の親知らずの抜歯後は、とにかくいろいろと大変でした。
その中の一つの、「口が開かない」との闘いについて記事にしましたので、同じ境遇の方は参考にされて下さい。
親知らずの抜歯後に口が開かない!治るまでの2週間

抜糸までの口の開閉状況
左下の親知らずを抜歯した際は、歯茎を切開したので、1週間後に抜糸にいく必要がありました。
それまで、口がほとんど開かず…。
●縦指:約1.5本分ほど
この時期は、
・奥まで歯磨きができない
・食べるものが限られる
という状況です。
しかし、抜歯後数日であれば誰にでもあり得えるので、特に心配しなくてOKだそうです。
ですが私の場合、口が開かない期間が長引きました。
抜糸しても口が開かない
そして、1週間後に抜糸を迎えました。
「糸を取れば口が開くだろう」と思っていましたが、
さらに数日たっても開かない
という予想外の事態に、かなり焦り始めました。
抜歯した歯医者にこのことを相談すると、
「一度、来院されて下さい」
と言われたので、急遽受診することになりました。
歯医者に到着すると、抜歯をしてくれた歯科医ではなく、副院長に対応が変わりました。
私の不安を煽らないように接してるのが、伝わってきました。
抜歯して時間が経っているのに、口を大きく開けてもほとんど開かないことに関し、あまり例がないような反応だったのです。

一生、このまま口が開かなかったらどうしようという不安…。
● 抜歯10日後:縦指2本分ほどしか開かず
抜歯した歯科で治療をうける
”口が開かない”という状況で「来院してください」と言われ、どんな処置をするのかと不安でしたが…。
その方法は、アナログでびっくり!!
力ずくで口をこじ開ける

まぁ~痛かったです。顎関節がミシミシ鳴ってました。
歯科医の手が大きかったので、よけいに。
そして効果の方はというと、処置前より、+指1本分ほど口が開くようになっていました。
しかし!!!
問題は一時的な回復ではなく、この状態が保てるのかどうかですが・・・。
おおかた保てました。
● 処置後:縦指3本分ほど開くように
自宅でセルフトレーニング

それからは、口が元通りに開くようにという願いを込めて、家でもセルフトレーニングを実施していました。
もちろん、無理はしない程度に。
これらを、自宅にいる間はこまめに実施していました。
そんなこんなで、抜歯して約2週間が経つと、ようやく回復の兆しが見え始めました。
抜歯2週間後にようやく回復する

今思えば、”たった2週間”ですが、口が元通りに開かないのは想像以上にツラく、不安との闘いでした。

当時は、時間の経過が1か月くらいの気分でした。
元々私の口は、縦指4.5本分ほど開いていましたが、抜歯後2週間で、ほぼ普段と変わらないくらいになりました。
● 抜歯後2週間:縦指4本分ほど開くように
それからはゆっくり時間をかけ、気づいた頃(抜歯して約1か月頃)には、元よりも口が開くようになったかのごとく回復しました♪
セルフトレーニングがよかったのか、自然経過だったのかは不明です。
しかし、とにかく元通りになってよかったです(^^)
同じように抜歯後の口の開閉に悩んでいる方へ
なぜ、口が完全に開くまでに、こんなに時間がかかったのかは分かりません。
ですが、思い当たることとして、
などが考えられます。
個人の見解ですが、おそらくこのような要素が複雑に絡み合って、今回のような状況になったのだと思います。
実際に、私と同じように抜糸してもなかなか口が開かなくて不安に思っている方!
私の経験談を参考にし、回復に努めてもらえたらと思います。
大丈夫です!!!
いつかは必ず開くときがきますので、信じて、時が過ぎるのを長い目で待っていてください。
この記事のまとめ
以上が私の、「抜歯後に口が開かなくなった2週間の記録」になります。
下の歯の抜歯って想像以上に大掛かりですし、治りも遅いので不安になるかと思いますが…。
かなり個人差があります。
数日で日常の生活に戻れる人もいれば、私のように、丸々2週間かかる場合があります。
私は、”歯医者選びも失敗したかなぁ~”と思っているので、これからの方はぜひ、歯医者選びにも力を入れてみてください。