“妻がつわり中”
一体、どうすればいいの?
つわり中の妻に寄り添うのは、簡単そうで実はとても難しいことだと思います。
労ってるつもりでも逆に怒られたり、機嫌を損ねられたり…。
そこで、妻が妊娠中の旦那さん向けに、
などが理解できるよう、つわりを経験した妊婦の立場からその内容について語っていきたいと思います。
つわりは普通の生活ですら困難な状態

まず最初に、つわりに関してこれだけは知ってほしいことがあります。
それは、普通の生活も困難な状況だということです。
これには個人差がありますが、ほとんどの妊婦さんにとって落ち着くまでは地獄の期間になります。
つわりの症状は、ひとによって様々です。
- 食べづわり
- 吐きづわり
- においづわり
- よだれづわり
- 眠りづわり
そのなかでも特に経験する人が多いのが、
食べづわり
吐きづわり
においづわり
なのですが。
やっかいなのは、身体的な症状に加え精神面でも不安定になるのです。
・・・と、いろんな思考をもつようになります。
それが毎日のように起きている間はほぼずっとで、しかも数か月続くのです。

かなり過酷な日々。
つわり中の妊婦の気持ち

私の経験で言うと、起きている間はずっと心身ともに不安定な状態が続いています。
ときには、”生きているのがつらい”と感じる日もありました。
そんなときに、
といったような行動を目の前でされたとします。
するとよけいなストレスを抱えることになり、つわりが悪化するのです。

旦那さんも仕事でストレス抱えているのは分かっていても、つわりのピーク時だけでも自分(妊婦)中心に気を配ってほしい…。
通常は、妊娠中ずっと継続するわけではなく、安定期に入ったあたりで落ち着きます。
したがって「長くても2~3か月の辛抱だ」と、広い心で構える必要があります。
つわり中に旦那ができること

まずは寄り添ってあげる
「寄り添う」って簡単のようで、実は上級者なみと言えます。
つわり中の妻と接する場合。
冗談のつもりでも軽々しい言動や言葉遣いなどに、注意が必要です。
特に、初めての妊娠は不安だらけなので、言葉選びは慎重になりましょう!

私はこれで、寂しい思いをしたからです。
旦那も仕事をしてきて、疲れていたりストレスを抱えているのは分かります。
ですが、
それだけつわりはきついということ
自分の状況を理解してほしい
という思いから、
「きつい」
「気持ち悪い」
「どうにかして」
などと、つい連発してしまいます。
しかしそういったときに、
と寄り添い、他人事ではなく、一緒につらい気持ちを共有してもらえると少し楽になるのです。
私が旦那にしてもらって嬉しかったこと

つわりのピークは、起きている間ずっと気持ち悪くてどうしようもなかった私ですが…。
そのようなときに、旦那にしてもらって嬉しかったことがあります。
それは、
といったようなことです。
あくまで私が嬉しく感じたことなので、ほかの妊婦さんはどうか分かりません。
ですが基本は、
- よけいなことは口にしない
- 家事は妻に頼らない
- いたわりの心をもつこと
につきると思います。
食べ物や匂いに関して注意すること

今まで普通に食べれたものや、不快な匂いと認識していなかったものでも、つわり中は拒絶するくらい嫌になったりします。
これは、個人差があるのですが…。
もし、自分の奥さんが、
という状態の場合。
料理をつくるのはもちろんのこと、一緒に食事をするのもつらいはずです。
そのため、ギクシャクしないよう以下のようなことに気をつけてください。
私は食べ物のにおいなどはもちろんのこと、生活臭全般受けつけず、吐き気を促す原因になっていたのです。
したがって、においに関して敏感になっていそうな様子であれば、食べ物以外の面でも気を配ってあげるといいのかなぁと思います。
おわりに
つわりは実際に経験してみないと分からない、なんとも言えない状態です。

私は、想像していた10倍はきつかったです。
それなのに、
- 「ちょっと大げさじゃない?」
- 「少しくらい我慢できるでしょ!」
と思っていたとしても、決して口に出してはいけません。
妊娠すると、心も体も目まぐるしく変化します。
つわりを乗り越えるために毎日必死に生きている感覚で、とにかく精一杯の状態になります。
つわり中は妊婦だけでなく夫婦ともに大変になりますが、過ぎてしまえばあっという間です。
これから赤ちゃんを育てていくための試練だと思い、一緒に頑張って乗り切ってくださいね!
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