【騒音問題】管理会社は何もしないって本当?納得できない場合の対処法

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アパート騒音

集合住宅で、騒音の被害にあった場合。

解決策として管理会社に苦情を伝え、改善に向けて動いてもらうことができます。

KAO
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直接住人と接触するより、リスクが低いです。


でも、

  • 管理会社は頼りになるのか?
  • 実際に相談したけど何もしてくれない

という疑問や不満がある方が多いようです。

騒音問題は当事者同士では解決が難しいため、できる限り管理会社に改善をお願いしたいところ!



そこで今回、私が実際に体験した内容を含めながら、順を追って解説していきたいと思います。

【騒音問題】管理会社は何もしないって本当?

はじめに

私は騒音の件で管理会社に、何十回も苦情を伝えています


参考にしてほしいため、データを載せておきます。

  • 〇東建託の物件
  • 木造アパート1階
  • 上階の騒音の件で相談


最初はクレーマーだと思われたくなくて、何度も相談するのを遠慮していました。


ですが、慣れてきたらほぼ言いたい放題です

実際のところ、管理会社に騒音の内容をどれだけ理解していただいているのかは分かりません。


でも、なかなか改善しない苛立ちがある一方で、ふと冷静になったときに思うのです。

結論を言うと、「管理会社は何もしない」ではなく、「できることに限界がある」というだけなのだと。

管理会社の実際の対応

担当者次第で対応が変わる

そもそも満足する結果になるのかどうかは、管理会社の担当者によります


管理会社は入居者から苦情を受けたら、マニュアルに沿って対処しています。

しかし実際には、苦情の内容次第では注意ができない(つまり対策法がない)こともあるのです。


そのため、柔軟に対応しなければならない場面が出てきます

KAO
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仕事とはいえ、担当者も人間。

  • 親身になってくれる担当者
  • 事務的な担当者

と2パターンいるようで。

正直なところ、管理会社、あるいはその担当者との相性や運とも言えます。

騒音問題で管理会社に何度も苦情を言うのはOK?
クレーマー扱いされない方法

対応してもらえる騒音の範囲

管理会社が騒音解決のためにできるのは、チラシ掲示・電話等で注意することくらいです

深く介入はしません


あくまで、

  • 「足音の配慮を願いします
  • 「TVの音量にご注意ください
  • 「入浴は深夜や早朝は気をつけてください

のように、配慮の依頼注意喚起どまりなのです。


物件によっては、「例:深夜や早朝の洗濯機の使用禁止」などと決められているところもありますが、多くはありません。

そのため、「住人に配慮を求める」が管理会社としての仕事の限界になります。


でも私が実際に管理会社と頻繁に接し、感じたことがあります。

どれだけ騒音に困っているのか、筋を通して伝えること

これを頭に入れておけば、ある程度の対応はしてくれるということが分かったのです。

どこまで対応してくれるの?

その”ある程度の対応”というのは、具体的に以下のような内容です。

  • 相手に何度でも注意してくれる
  • 必要に応じて、実際の騒音を聞きにきてくれる 
  • 録音データを聞いてくれる
  • 相手に防音対策(マットなど)を促す
  • 実際に訪問して対策状況を確認してくれる

管理会社は、クレーム対応以外の仕事もたくさんあります。


そのため、1件1件丁寧に、改善に向けて真剣に取り組む非効率なやり方はしません

冷たいですが。
時間的な問題だけでなく、業務の範囲が限られているからです。


でも私が気づいたことのは、

人によって対応を変えている

ということです。

しつこく言い続けたもん勝ち

「人によって対応を変えている」とは、どういうことかというと、

  • しつこく苦情を言う人
  • 対策を強く希望する人

に関しては、踏み込んだ対応をしてくれる可能性があるのです。

KAO
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そのため、控えめな苦情だと損することもあります。

例えば「これ以上は何もできません」と言われたとします。

そこで、「そうですか…」と諦めるのか、「改善してないので再度注意して下さい、対策を考えてください」と言えるのかで、その後が大きく変わることがあります。


そのため、管理会社に一押しできるかどうかも、ポイントになります。

だからといって、脅すような発言をしてはNG。


「住民の平穏な生活を守ること」が、管理会社の仕事でもあります。

納得のいかない対応やあまりに改善されない騒音に関しては強めに出て、管理会社を多少困らせる気持ちでいた方が得です。


しかし、度が過ぎていたり、頻繁過ぎる苦情になると「神経質」や「クレーマー」扱いされてしまいます


そのため、難しいですが…。

管理会社の反応をみながら上手に会話ができるといいですね。

管理会社は中立的である

警察沙汰レベルの騒音は別として、一般的な生活騒音の場合、管理会社は中立的です


被害者だからといって、その発言が正しいとは限りません。

そのため「騒音主=うるさい」と決めつけず、双方の話を聞きながら慎重に進めていきます。


この構図を理解していないと、

  • こちらの意見をあまり聞いてくれない
  • ある程度はお互い様と話を丸められる
  • こんなにうるさいのになぜ対応が甘い?

と感じてしまいます。

KAO
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苦情側も騒音主も、管理会社からしたらどちらもお客様ですからね。

「管理会社は何もしない」は誤解?

今まで説明したことを、総合的に考えます。


「管理会社は何もしない!」と思う人は、以下のように解釈している可能性があります。

  • 「自分は被害者なのに」という思いが強い
  • 管理会社の対応できる範囲を勘違いしている
  • 改善されない苛立ちを管理会社にぶつけている

もちろん、管理会社の怠慢の場合もあります。

*その内容については、記事の後半に詳しく触れています。


そのため、「管理会社は何もしない」と決めつけるには、総合的な判断が必要になります。

KAO
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人によって「何もしない」と感じる基準も違うので。

何もしてくれないときの対処法

管理会社の義務について

以下でも少し触れていますが!

【騒音問題】管理会社に相談したらどんな対応をしてくれるの?段取りについて解説


基本的に管理会社には、

入居者から収益(家賃)を受け取るかわりに、
通常の生活を提供しなければならない

という義務があります。

KAO
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まぁこれも、抽象的な表現ではありますが…。
「相談を受けたのに、チラシ配布すらしない」場合は、問題ですね。


経営基盤がしっかりした管理会社なら、「本当に何もしてくれない」はまずあり得ないのです


なのでそういった場合は、

  • 「対応する義務があるのでは?」と強めに出てみる
  • 担当者の変更を求めてみる
  • 「上司とお話させてくれ」と伝えてみる

といった手段をとってみましょう。

他の住人と連携をとる

なかなか改善されなかったり、騒音の程度がひどい場合。

もしかすると、他の住人も迷惑している可能性もあります。


騒音主に注意するうえで結構効果的なのが、「複数世帯からの苦情」と言われること。

よって、その騒音の件で他にも苦情がきてないか確認し、もし自分だけではないのなら改めて、

複数世帯から苦情がきています

と伝えてもらいましょう。


もう一つの方法として、騒音主と隣接している世帯に勇気を出して聞いてみるのもいいでしょう。

もし同じように悩んでいた場合、強い味方になります。

代表してどちらかが管理会社に苦情を言うか、もう一方の世帯にも別で苦情を言ってもらうと、もしかしたら騒音が少しおさまるかもしれません。

関係各所へ相談

管理会社に何度伝えても改善しない場合、

  • 警察を呼ぶ
  • 弁護士に相談
  • 苦情代行業者に相談

という方法があります。


最後の「苦情代行」についてはひそかに話題ですが、実績や信頼度は実際の利用者にしか分かりません。

口コミ等を確認し、最終的な手段として考えてみましょう。


弁護士を利用する法的な手段は、経済的損失は避けられません。

それに、時間も労力も奪われ、あまり現実的ではありません。

引っ越しを検討する

何をやってもお手上げの場合、「引っ越し」が確実に解決できます。

その家を離れたくなかったり痛い出費になることを考えると、できれば検討したくない気持ちはわかりますが。


少しまとまったお金で、

  • 今よりも快適な生活
  • 新たな自分と向き合う

といったことが実現できると思えば、とてもいい話。


どうしても引っ越しは…という場合。

住まいが賃貸なら、「あともう少し!」と自分に言い聞かせて辛抱するのも手です。


…というのも。

同じ物件に5年も10年も住み続ける人は、ほとんどいません。

”かけ”になりますが、騒音主が何年も住んでいそうなら、「もう少しでいなくなるかも」と思い続けてたらいつの間にか引っ越すかもしれません。

賃貸ならいずれその日がくるので、「もうちょっとだ!」と自分に言い聞かせてやり過ごすのもいいかもしれませんね。

この記事のまとめ

この記事をまとめると、

管理会社はなにもしてくれない

には2パターンあり、

  • 本当に業務を怠っている
  • 改善しないから管理会社への苛立ち

があります。


①の場合は、チラシ喚起や電話で注意をしてもらうよう要請します。

②の場合は、管理会社に引き続き何度も相談しつつ、関係各所にも相談する、あるいは自分が引っ越すという方法があります。


自分の置かれてる状況を理解しながら段階を踏んで対処し、改善できる日がくることを祈っています!

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