賃貸住まいで騒音トラブルに遭った場合。
管理会社に苦情を伝え、対処してもらうことになるかと思いますが…!
実際に、
と、不安や疑問があるかと思います。
この記事は、私自身の体験談をもとに作成しています。
これまでに管理会社とたくさん電話でやり取りし、様々な対策をこちらから希望したりと、濃い内容を経験しています。
では早速ですが!
初めて管理会社に相談してから解決までのやり取りを、詳細にお伝えしたいと思います。
【賃貸の騒音】管理会社の対応とやり取りの全て

はじめに:苦情を言う決意をするまで

まず、私が住んでいた環境について触れておきます。
上階がうるさいと感じ始めてから、2カ月弱は我慢しました。
でも、「このまま黙っていても何も変わらない!」と思い、管理会社に相談する決心をしたのです。
その際、以下の点を事前にまとめておき、的確に伝えました。

言い方には結構気をつけました。
そして、主な苦情内容は以下です。
匿名で注意喚起してもらう
全世帯にチラシの配布
まずは、お決まりの「チラシ投函」です。
管理会社からは、「匿名通報という形で、アパートの全世帯に配布する」と伝えられました。
相談して3日後に自分たちも含め、チラシがポストに投函されました。
それからというものの、
良くなったような…
変わらないような…
と微妙な状態。
1ヵ月は様子を見ましたが、もう一度管理会社に電話してみることにしたのです。
電話で注意してもらう
「チラシ配布からあまり変化がない」ということを伝えると、
相手に直接注意してみましょう
と提案されました。
その際、
と選択を迫られたので、とりあえず匿名で注意していただくことにしました。
下階からの苦情と伝える
再び直接電話で注意
その際、下階からの苦情ということで、相手に注意をしてもらいました。
それからというものの!
3~4割くらいは改善がみられましたが、数週間でまた元通りになるという状態。
ちょうどその頃。
不快なことに、上階の子供が歩き始めたということもあって、追加で苦情を言う内容が増えたのです。
そのため、
防音マット等で、
しっかり対策する必要があるのではないでしょうか?
というこちらの提言を、相手方に管理会社から伝えていただきました。
防音マットの対策状況を確認してもらう
そして実際に、
といった内容を管理会社に確認しに行っていただき、その状況を撮影した写真を全て見せていただきました。
上階の子供が走ることもあったので、本当は二重にマットを引いていただきたかったのですが…。
管理会社の判断としては、
ということで、様子を見てほしいとのことでした。
録音した実際の音声を提供
一応、毎回相手方と連絡が取れて1~2週間程度は改善がみられるものの、維持はできない様子でした。
そして私は、
ということを、管理会社にも相手方にも知っていただきたかったのです。
そのため、録音していた実際の音声を管理会社のメールに送り、聞いていただきました。
自分的には、”取れ高抜群!”と思っていましたが、管理会社の反応は思ったほどではなかったです。

「面倒な奴だ」と思われた気もするし、「なんだ、こんくらいかぁ~」で済まされたような気もします。

管理会社がお手上げ状態!?

有り難迷惑な発言
うちの場合、苦情内容のほとんどが「子供が出す音」です。
したがって対策に限界があるのは十分承知のうえで、管理会社にしつこく相談していました。
何度も言う理由としては、
というのが、自分の中で不快だったからです。
しかし苦情を言い過ぎてるせいか、管理会社としても「お手上げ」と感じさせるような言動になってきました。
確かに、管理会社ができる仕事に限度があるのは分かっています。
しかし、「あれもこれもうるさい」と言ってるわけではありません。
ですがついに!
いかにも、こちらが悪いような発言を受けました。
・・・はっ??
今までこちらの言い分を理解し、「仕方のない生活音や、少し騒がしいくらいなら我慢する」と散々言ってきたのに!
いきなり、このような雑な扱いを受けました。
しかし、自分が冷静になったときに思いました。

管理会社もお手上げで、このように伝えるしかなかったのだと…。
それでも強気で何度も相談
しかし、そんなことを言われてもめげず、苦情を言い続けました。
だって、集合住宅なのに騒々しくする方が悪いですし、自分の今までの言動に自信があったからです。
この調子で私が引っ越しても、何も知らないあとの入居者がかわいそうですし…。
他の隣接する世帯にも迷惑でしょうからね~!
やはり、騒がしくする家庭を少しでも鎮めるべきだと思います。
【追記】
その後、計15回ほど管理会社に苦情を言い続けたら、相手は引っ越していきました。
そのため、完全な「解決」に至ったわけです。
最初のクレームから、約1年後でした。
管理会社とうまく付き合いながら解決するポイント

この私のやり取りが正解なのか、模範になるのかは分かりませんが…。
できるだけ「解決」を目指すために、管理会社とうまくやり取りするポイントについて紹介します。
冷静かつ丁寧な態度を心がける
やはり苦情を伝えるにあたり大事なのは、
冷静でいること
これに尽きます。
怒った口調で苦情を伝えても、本来怒りの相手は管理会社ではないはずですし、何もいいことはありません。
それに、感情的になると話に筋が通っていなかったり、「何を強く言いたいのか、改善してほしいことは何か」といった、苦情の要点が伝わりにくくなります。
管理会社に「クレームを言う人」ではなく、「騒音で悩んでる人」と思われることがポイントです!
相手に直接苦情を言わない
管理会社に苦情を伝えながら、直接相手に苦情を言ってしまうパターンもあるようですが。
これも、できるだけ避けた方が無難です。
なかなか解決に向かわないと腹立たしくなったりしますが、管理会社にお任せが基本です。
人同士のトラブルって、深くなるほど結構厄介です。
近くのエリアに住んでる以上、どこでどうつながっているかも分かりません。

最悪の場合、事件に発展することもあります。
そこはこらえて、管理会社を通しての解決を試みましょう。
なかなか改善に向かわない場合
騒音問題あるあるですが…。
苦情を伝えてもなかなか改善しない
ということは、よくあります。
そういった場合、相手がどういう状況なのかはその相手にしか分かりません。
このどれかに当てはまるでしょう。
「改善する気がない」のは、できればあってほしくないと思いますが…。
そういった変わらない状態が続く場合、妥協案を出してみるのも一つの手です。
例えば、
のような提案。
本当は、その気になる音自体なくなるに越したことはないけれど。
というのも、少しでもうるさい状態から回避できる良い解決法になります。
おわりに
以上が、騒音の苦情の件で管理会社とやり取りした一連の流れになります。
管理会社にどう思われようとこちらに落ち度がなく、なかなか改善がみられない場合は、しつこく苦情を言い続けていいのです。
ですが、注意すべきポイントを守りながら、大人の対応を心がけましょう。
この記事で、同じく近隣の騒音に悩んでいる方の参考になったり、励みになっていただけたら嬉しいです。