【賃貸の騒音問題】管理会社に相談してからの対応とやり取りの全てを紹介

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アパート騒音

賃貸住まいで騒音トラブルに遭った場合。


管理会社に苦情を伝え、対処してもらうことになるかと思いますが…!

実際に、

  • どういうふうに話せばいいのか
  • やり取りってどんな感じ?
  • うまく伝えるためのポイントって?

と、不安や疑問があるかと思います。


この記事は、私自身の体験談をもとに作成しています。

これまでに管理会社とたくさん電話でやり取りし、様々な対策をこちらから希望したりと、濃い内容を経験しています。


では早速ですが!

初めて管理会社に相談してから解決までのやり取りを、詳細にお伝えしたいと思います。

【賃貸の騒音】管理会社の対応とやり取りの全て

はじめに:苦情を言う決意をするまで

KAO
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まず、私が住んでいた環境について触れておきます。

  • 建物:木造アパート
  • 階数:中部屋の1階
  • 周辺環境:閑静な住宅街
  • 騒音源:上階(夫婦と子供1人)

上階がうるさいと感じ始めてから、2カ月弱は我慢しました。


でも、「このまま黙っていても何も変わらない!」と思い、管理会社に相談する決心をしたのです。


その際、以下の点を事前にまとめておき、的確に伝えました。

  • いつぐらいから
  • どのような音が
  • 何時ごろに(時間帯)
  • どのくらいの頻度で
  • どのくらいの大きさか
KAO
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言い方には結構気をつけました。

そして、主な苦情内容は以下です。

  • 配慮のない足音や夜(22時台)の生活音
  • 床で子供がおもちゃをぶつける音
  • 時々大人が複数人で騒ぐ声や物音

匿名で注意喚起してもらう

全世帯にチラシの配布

まずは、お決まりの「チラシ投函」です。


管理会社からは、「匿名通報という形で、アパートの全世帯に配布する」と伝えられました。

相談して3日後に自分たちも含め、チラシがポストに投函されました。


それからというものの、

良くなったような…
変わらないような…

と微妙な状態。


1ヵ月は様子を見ましたが、もう一度管理会社に電話してみることにしたのです。

電話で注意してもらう

「チラシ配布からあまり変化がない」ということを伝えると、

相手に直接注意してみましょう

と提案されました。


その際、

  • 匿名にしますか?
  • 下階からと伝えますか?

と選択を迫られたので、とりあえず匿名で注意していただくことにしました。

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下階からの苦情と伝える

再び直接電話で注意

匿名で直接注意をしてもらってもそこまで改善がなかったので、早速10日後くらいに再び管理会社に相談しました。


その際、下階からの苦情ということで、相手に注意をしてもらいました。


それからというものの!

3~4割くらいは改善がみられましたが、数週間でまた元通りになるという状態


ちょうどその頃。

不快なことに、上階の子供が歩き始めたということもあって、追加で苦情を言う内容が増えたのです。


そのため、

防音マット等で、
しっかり対策する必要があるのではないでしょうか?

というこちらの提言を、相手方に管理会社から伝えていただきました。

防音マットの対策状況を確認してもらう

そして実際に、

  • どのくらいの厚みで
  • どのくらいの範囲で
  • どのような防音マットを敷いているのか

といった内容を管理会社に確認しに行っていただき、その状況を撮影した写真を全て見せていただきました。


上階の子供が走ることもあったので、本当は二重にマットを引いていただきたかったのですが…。

管理会社の判断としては、

  • まだ歩き始めて間もない
  • 子供1人が出す音
  • 激しく走り回るほどではない

ということで、様子を見てほしいとのことでした。

録音した実際の音声を提供

これまでのたった半年ほどの間に、5~6回は管理会社に苦情を伝えています。

一応、毎回相手方と連絡が取れて1~2週間程度は改善がみられるものの、維持はできない様子でした。


そして私は、

  • どのような音が
  • どれくらい響いているのか

ということを、管理会社にも相手方にも知っていただきたかったのです。


そのため、録音していた実際の音声を管理会社のメールに送り、聞いていただきました


自分的には、”取れ高抜群!”と思っていましたが、管理会社の反応は思ったほどではなかったです。

KAO
KAO

「面倒な奴だ」と思われた気もするし、「なんだ、こんくらいかぁ~」で済まされたような気もします。

管理会社がお手上げ状態!?

有り難迷惑な発言

うちの場合、苦情内容のほとんどが「子供が出す音」です。

したがって対策に限界があるのは十分承知のうえで、管理会社にしつこく相談していました。


何度も言う理由としては、

  • 同じ苦情を言い続けてもすぐ元通りになる
  • 子供の騒音だから日に日にうるさくなっている

というのが、自分の中で不快だったからです。


しかし苦情を言い過ぎてるせいか、管理会社としても「お手上げ」と感じさせるような言動になってきました。


確かに、管理会社ができる仕事に限度があるのは分かっています。

しかし、「あれもこれもうるさい」と言ってるわけではありません。


ですがついに!

いかにも、こちらが悪いような発言を受けました

そんなに音が気になるようでしたら!
鉄筋の物件一軒家に住まわれては?


・・・はっ??


今までこちらの言い分を理解し、「仕方のない生活音や、少し騒がしいくらいなら我慢する」と散々言ってきたのに!


いきなり、このような雑な扱いを受けました


しかし、自分が冷静になったときに思いました。

KAO
KAO

管理会社もお手上げで、このように伝えるしかなかったのだと…。

それでも強気で何度も相談

しかし、そんなことを言われてもめげず、苦情を言い続けました。

だって、集合住宅なのに騒々しくする方が悪いですし、自分の今までの言動に自信があったからです。


この調子で私が引っ越しても、何も知らないあとの入居者がかわいそうですし…。


他の隣接する世帯にも迷惑でしょうからね~!

やはり、騒がしくする家庭を少しでも鎮めるべきだと思います。

【追記】
その後、計15回ほど管理会社に苦情を言い続けたら、相手は引っ越していきました。
そのため、完全な「解決」に至ったわけです。
最初のクレームから、約1年後でした。

管理会社とうまく付き合いながら解決するポイント

この私のやり取りが正解なのか、模範になるのかは分かりませんが…。

できるだけ「解決」を目指すために、管理会社とうまくやり取りするポイントについて紹介します。

冷静かつ丁寧な態度を心がける

やはり苦情を伝えるにあたり大事なのは、

冷静でいること

これに尽きます。


怒った口調で苦情を伝えても、本来怒りの相手は管理会社ではないはずですし、何もいいことはありません。

それに、感情的になると話に筋が通っていなかったり、「何を強く言いたいのか、改善してほしいことは何か」といった、苦情の要点が伝わりにくくなります。


管理会社に「クレームを言う人」ではなく、「騒音で悩んでる人」と思われることがポイントです!

相手に直接苦情を言わない

管理会社に苦情を伝えながら、直接相手に苦情を言ってしまうパターンもあるようですが。


これも、できるだけ避けた方が無難です。

なかなか解決に向かわないと腹立たしくなったりしますが、管理会社にお任せが基本です。


人同士のトラブルって、深くなるほど結構厄介です。

近くのエリアに住んでる以上、どこでどうつながっているかも分かりません。

KAO
KAO

最悪の場合、事件に発展することもあります。

そこはこらえて、管理会社を通しての解決を試みましょう。

なかなか改善に向かわない場合

騒音問題あるあるですが…。

苦情を伝えてもなかなか改善しない

ということは、よくあります。


そういった場合、相手がどういう状況なのかはその相手にしか分かりません。

  • その発する音に心当たりがない
  • 分かっていてもそれが限界(仕方のない生活音)
  • 改善する気がない

このどれかに当てはまるでしょう。


「改善する気がない」のは、できればあってほしくないと思いますが…。

そういった変わらない状態が続く場合、妥協案を出してみるのも一つの手です。


例えば、

  • 足音がうるさい、静かにして→夜や朝はご配慮下さい
  • 毎日のように話し声がうるさい→頻度が減るだけでも
  • 朝から掃除機の音がうるさい→朝の9時以降なら大丈夫です

のような提案。


本当は、その気になる音自体なくなるに越したことはないけれど。

  • 時間帯で区切って配慮を試みてもらう
  • 頻度を下げてもらうようお願いしてみる

というのも、少しでもうるさい状態から回避できる良い解決法になります。

おわりに

以上が、騒音の苦情の件で管理会社とやり取りした一連の流れになります。

管理会社にどう思われようとこちらに落ち度がなく、なかなか改善がみられない場合は、しつこく苦情を言い続けていいのです。

ですが、注意すべきポイントを守りながら、大人の対応を心がけましょう。


この記事で、同じく近隣の騒音に悩んでいる方の参考になったり、励みになっていただけたら嬉しいです。

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