アパートやマンション等の集合住宅で騒音の苦情を受けた場合、どのような行動を起こしますか?
もちろん言われたことを真摯に受け止め、改善すればおおごとになることは少ないはず。
しかし、子供が原因だったり苦情主がくせ者の場合は厄介な状況になる可能性があるのです。
特に賃貸であれば苦情を言われた時点で、早めに引越しを視野に入れた方があとがラクなのです。
今回、その理由をいくつか述べていきます。
騒音苦情がきたら引越し検討をした方がいい理由

精神的にやられ居心地が悪くなるから
騒音苦情を言われて感じるのは、やはり精神的なショックだと思います。
たまにメンタルが鉄のような人がいますが、普通なら少しは落ち込みますよね…!?
そして誰か分からない人からの苦情だと、居ても立っても居られなくなります。
さらに厄介なことに、改善しようとしてもいろんなことを考えるようになります。

とにかく、マイナスの感情ばかりです。
このように状況によっては精神状態が悪くなり、落ち着くはずの自宅が居心地の悪い空間に変わってしまうこともあります。
すでに相手から目をつけられているから

騒音の苦情だったとしても、相手からいったん「うるさい」と認識されたら、生活全般目をつけられている可能性が高いです。
「目をつけられている」というより、”興味を持たれている”という方が柔らかい表現でしょうか…。
人っていったんマイナスの印象を持たれると、プラスの印象に転換するのは簡単ではありません。

もちろん、場合によりますが。
したがって騒音の苦情だったとしても、その他の場面でも「見られている」と思って過ごした方が良いのです。
エスカレートすると、相手が悪ければ嫌がらせや監視といった行動に出る人もいるのです。
したがって、騒音を改善して苦情がおさまっても油断はできないのです。

繰り返し苦情がくる可能性があるから

そして残念なことに、一回苦情がくるとまた何度も繰り返しきてしまう可能性が高いのです。
苦情内容にもよりますが、騒音の原因が「子供」であれば何度もくる確率は高いです。
” 同じ内容の苦情を言われ続けたり、改善しても新たな音の苦情を言われたり…”
こうなってしまえば、どちらかが退去するまでは続くとだろうと予想されます。
したがって苦情が3回、4回…と続く場合、自身の快適な生活のためにも「引っ越し」という選択を覚悟をしておく必要があります。

実際に行動するかは別として、あくまで「引っ越しの検討」です。
無駄な時間を過ごすことになるから

苦情がきたら、普通なら「改善しなきゃ」と思いますよね!
確かに周りに迷惑をかけてはいけないし、改善しないと再び苦情がきてしまうでしょう。
しかし、それって「改善する=日常生活スタイルを変える」ということになるのです。

つまり、場合によっては肩身が狭い思いをするということ。
例を以下にあげますと、
お子さんがいる家庭であれば、さらに神経を使うはずです。
・・・
「そんな生活疲れませんか?」
苦情を受けてからずっと、周囲に気を遣って過ごすのってストレスを感じます。
そんなふうに配慮して行動したり、苦情が再びこないようにするにはどうすればいいか…などと考える時間がもったいないのです。
よってある程度で見切りをつけて、心機一転引越しを視野に入れるとラクになります。

新たな入居者とのトラブルの可能性
たまたま苦情側が先に退去したとしても、いずれは誰か入居してきます。
したがって騒音の苦情内容によっては、「新たな入居者とももめる可能性がゼロではない」ということです。
例えば以下のように、完全な騒音排除が難しい場合。

子供の出す音は加減ができないので、大きな改善は期待できません。
新入居者の性格やライフスタイルによっても左右されますが、新しい入居者は選べません。
…となると結局はまた、周囲に気を遣う生活を続けなければならないのです。
それなら、より防音性の高い物件に引っ越した方が苦情主と離れることができ、より安心で快適な生活を送れるのです。

新たに違う人からの苦情って、さらに精神的苦痛を受けますからね…。
結局は引越す運命なのか?

苦情を言った側は、相手に改善を求めたいだけなのです。
例えば、自分たち(苦情側)の引越しが近いのであれば、わざわざ苦情を何度も言いませんよね?
「苦情が次々とくる」ということは、自分たちはしばらく引越す気はおそらくありません。
弱みに付け込み、追い出したいかの如くドンドン苦情を言ってきます。
よって、相手との関係修復が不可能に近くなれば、「結局いずれは引越しの運命」になるのではないでしょうか…!?
この記事のまとめ
苦情が入った時点で、早かれ遅かれ引っ越しの検討だけでもしておくべきです。
引っ越しは、すぐに実行できるわけではありません。
次の住居を焦って探しても「また失敗した…」という事態にもなりかねません。
*あくまで「引っ越しを視野に入れる」ということ
苦情を言われ続けると、自分自身はさほど実感がなくても案外体に負担がかかっているものです。
したがって苦痛な時間を減らし、今後快適な生活を送るために「住居を変える」という選択で、ラクに過ごせる道を選ぶと良いでしょう。
