騒音の苦情を言われてしまった…
相手に迷惑をかけてしまった以上、改善するのは当然ですが。
案外気づきにくい、その後の態度が重要ポイントだということはご存じですか?
隣人関係は侮っていると、取り返しのつかない事態に発展することもあります。
そこで今回、できるだけ事が大きくならぬよう、苦情を言われた後に気を付けるべき”対応・態度”についてお話したいと思います。
【騒音で苦情を言われた】その後の態度が超重要

まずは深く反省する

苦情内容を聞いたら生活行動を見直し、できる限りの対策を講じる必要があります。
非常にショックでしょうが、反省することも忘れてはいけません。
騒音って、ただ”うるさい”と感じるだけでなく、生活リズムが狂わされたり、睡眠妨害、そして体調を崩すほど追い詰められたりするのです。
これは、被害に遭った人にしか分からない苦しみです。
そして苦情を言われた段階で、実際相手にどこまでストレスを与えていたのかは、話してみないと分かりません。

ひどい場合は相手が不眠になったり、騒音ストレスで病院に通ってたりする可能性もあります。
したがって、とにかく苦情が来たのなら「大変迷惑をかけてしまったかもしれない…」と、まずは深く反省するべきなのです。
相手に謝罪の意を示す
苦情を言われたのが、直接でも大家や管理会社でも「申し訳なかった」という、謙虚な態度を示すことが大事です。

大家や管理会社が苦情主に、反省具合を伝える場合があります。
私の場合がそうでした。
苦情が来て、「ショック」「イライラ」「怖い」…など、感情は人それぞれでしょう。
しかし、そこで逆上したりすると、今後の隣人関係がますますおかしくなります。
たまに変わった人もいますが、普通であれば人とトラブルを起こしたくて苦情を言っているのではありません。
*騒音の改善を求めたいから苦情を伝えています
よって、まずは相手の気持ちを考え、控えめな態度でいましょう。

必要に応じて謝罪に伺う

苦情を言った相手は本来、謝罪が欲しいのではありません。
”騒音をやめてほしい
あるいは改善してほしい”
これだけなんです。
しかし謝罪に行ったことで和解し、逆に関係が良くなったという例もあります。
よって、相手をみながら謝罪に伺った方が無難ではあります。
その際、相手の怒り度次第では、怒鳴られることもあるかもしれません。
十分注意されて下さい。
大家や管理会社から苦情の話が来た場合、謝罪を受けてもらえるか管理会社に相談し、確認してから訪問した方が良いでしょう。

突然の訪問ですと謝罪の場から一転し、さらにトラブルになる可能性もあります。
謝罪に伺う際は、表情や言葉遣いに注意し、低姿勢な態度を心がけましょう。
再び迷惑をかけないよう改善へ全力を尽くす
たとえうまく謝罪ができたとしても、騒音が改善されないようでは、全く意味がありません。
言われたことを改善に向け、全力を尽くす必要があります。
なぜ、全力を尽くさないといけないのでしょうか…?
これは、私が被害にあった経験からでもあります。
苦情側の心理として「苦情を伝えたから、騒音は落ち着くだろう」と、極端に改善を期待してしまう傾向があるのです。
そして理想通りの改善が見込まれないと「改善されていない」と認識し、再び苦情を伝える…という事態になってしまうのです。

良い方向にもっていきたいのであれば、徹底した改善が必要です。

相手と会った際は謙虚に

もし、苦情を言ってきた人物が特定できている場合、敷地内で会ったりしたら気まずいですよね?
日々生活していると、いつかはバッタリ遭遇することになります。
しかし、そういった場合も逃げたりせず、自ら謙虚な気持ちで挨拶することをおすすめします。
無視されるかもしれないし、怒鳴られるかもしれません。それは相手次第なので、どうなるかは分かりません。
ですが挨拶を怠ってしまうと、また相手の怒りをかってしまいます。
もし、会話できそうな場合は、
・「迷惑をおかけしてすみません」
・「あれからは響いていないでしょうか?」
などと愛想よく発すると、相手の態度も少しは良い方向に変わることでしょう。
とにかく、謙虚な姿勢で相手と接することが不可欠といえます。
この記事のまとめ
いかがでしたか?
私が実際に苦情を伝え、「こうしてくれたらこちらも許せたのに」と思ったことを記事にしてみました。
お互い気持ちよく過ごすためには、相応の態度や対応を続けていく必要があるのです。
さらなるトラブルに発展しないためにも、大人として常識ある行動を起こせるといいですね。