騒音で苦情を言われた
相手に迷惑をかけてしまったのなら、改善するのは当然ですが…!
他にもっと重要なことがあります。
それは、その後の態度です。
近所付き合いが希薄化している時代です。
隣人関係を侮っていると、取り返しのつかない事態に発展することもあります。
そこで今回!
できるだけ事が大きくならぬよう、苦情を言われた後に気をつけるべき
”対応や態度”
について、お話したいと思います。
騒音で苦情を言われた!その後の態度が重要

なぜ態度が大事なのか?
まず、私がこの記事を書いた「目的」があります。
それは、
- 自分が騒音被害にあい、学んだことがある
- 苦情側の心理を理解すれば、両者ともに対立せずに済む
- 騒音問題が解決する可能性がある
と思ったからです。
実際に騒音の被害に遭い、「もっと態度で示してくれたらいいのに!」と思う場面が多々あったのです。
そのため記事にすることで、騒音の苦情を受けた皆様に、
「苦情側の心理」
というものを、理解してもらえると思ったからです。
今から順に、5つ紹介します。
まずは深く反省する

苦情の内容を聞いたら生活行動を見直し、できる限りの対策を講じます。
実際に苦情を受けたときの感情は、人によるかと思います。
- ショックを受けた
- 苛立ちを覚えた
- 今後が気まずい
などなど。
騒音はただ、”うるさい”という認識だけではなく、
などのように、ひどく追い詰められることがあるのです。
そう考えると、「申し訳ない」という気持ちにより傾くのではないかと思います。

これは、実際に被害にあわないと分かりません。
そして、
のように、どれだけ耐えて苦情に至ったのかは、本人にしか分からないのです。

ひどい場合、騒音ストレスで心療内科などの病院に通っていたりすることもあります。
そのため苦情がきた時点で、「大変な迷惑をかけてしまったかもしれない。」と、まずは深く反省するべきなのです。
相手に謝罪の意を示す

苦情を言われたのが、直接相手からでも第三者からでも、
「申し訳なかった」
という、謙虚な態度を示すことが大事です。

大家さんや管理会社などの第三者が、苦情主に代わって反省の旨を伝える場合があります。
私の場合がそうでした。
苦情がきて、最初に起こす行動は人それぞれでしょう。
しかしそこで逆上したりすると、今後の隣人関係がますますおかしくなります。
たまに変わり者もいますが…。
普通は、トラブルを起こしたくて苦情を言っているのではありません。
騒音の改善を求めたいから苦情を言ってくるだけです。
そのためまずは相手の気持ちを考え、控えめな態度でいる必要があるのです。

必要に応じて謝罪に伺う

苦情を言った相手は本来、謝罪がほしいのではありません。
”改善してほしい”
ただ、これだけなのです。
そのため、謝罪をすれば済むという、簡単な問題ではありません。
ですが謝罪に行ったことで、悪くなりかけた関係が逆に良くなったという例もあるようです。
よって相手をみながら、できれば謝罪にいく方向で考えていた方が今後のためでもあります。
大家や管理会社など、第三者から苦情の話がきた場合。
まずは謝罪を受けてもらえるか相談し、相手方の了解を得てから訪問した方がよいと思います。

突然の訪問ですと、逆にトラブルになることもあります。
謝罪に伺う際は表情や言葉遣い等に注意し、低姿勢な態度を心がける必要があります。
改善へ全力を尽くす

たとえうまく謝罪ができたとしても、騒音がおさまらないようでは全く意味がありません。
言われたことをひととおり見直し、改善に向けて動きましょう。
できれば、少しオーバーに改善を試みた方が良いのです。
それはなぜかと言いますと、
苦情を伝えた後は、より厳しく判断してしまうから
と言えるからです。
これは、私が被害にあった経験からでもあります。
詳しく説明します。
苦情側の心理を言いますと、
「苦情を伝えたから、騒音は落ち着くだろう」
と、極端に改善を期待してしまう傾向にあります。
そして、自分が思い描く理想通りの改善が見込まれないと、
「改善されていない!」
と思い込み、”再び苦情を伝える”という事態になってしまうのです。

そのため、大きなトラブルになりたくなければ、徹底した改善が必要です。

相手と会った際は謙虚に

苦情を言ってきた人物を把握できている場合。
建物の敷地内でばったり会うと気まずいですよね?
ですがそのときは逃げたりせず、自ら謙虚な気持ちで挨拶することをおすすめします。
無視されるかもしれないし、怒鳴られるかもしれません。
それは相手次第なので、どうなるかは分かりません。
ですが挨拶を怠ってしまうと、また相手の怒りをかってしまいます。
もし、会話できそうな場合は、
- 「迷惑をおかけしてすみません」
- 「あれからは大丈夫でしょうか?」
などと愛想よく接すると、相手も悪い気はしないでしょう。
気遣いの言葉を丁寧に言われて、気分を悪くする人ってそうそういないと思いますから…!
とにかく、謙虚な姿勢で相手と接することが不可欠といえます。
この記事のまとめ
私自身も実際に、騒音の苦情を伝えたことがあります。
そのため、同じ境遇の人に苦情側の心理を理解していただきたく、記事にしてみました。
お互いが気持ちよく過ごすためには、相応の態度を続けていく必要があるのです。
さらなるトラブルに発展しないためにも、大人として常識ある行動を起こすことができれば、いい方向に向かうのではないかと思います。