自分は普通に生活しているつもりでも、周囲にとっては「うるさい、騒音だ!」と認識されていることがあります。
今まで一軒家住まいだったり、田舎でのんびり育った方にとっては、悪気がなくても騒音トラブルに巻き込まれる可能性があります。
運が悪ければ、取り返しのつかない事態になることも…。
今回、騒音トラブルの加害者にならぬよう、「入居時からやるべき騒音トラブル対策」をご紹介していきたいと思います。
騒音トラブルにあわないための対策

誰もが対策すべきこと
まず、「自分は大丈夫!」と思っている方…!
過信するのは、大間違いです。

「病気で寝込んでいる」「神経質」などといった隣人が住んでいる場合があります。
こういった例では自分が気をつけているつもりでも、トラブルになることだってあるのです。
集合住宅では様々な価値観を持つ人が住んでいるので、最低限の防音対策は施すべきだと思います。
声の大きさに気を付ける
普通の会話や笑い声でも、場合によっては生活騒音になってしまうことがあります。

早朝や深夜はトラブルになりやすいです。
特に、窓を開けたまま(網戸)での談笑などは、ベランダを通して昼間でも周囲に響きわたります。
そして複数人で集まっている場合、2人より3人、4人…と、人数が多い方が騒がしくなるのは言うまでもありません。
人によってライフスタイルが様々なので、「昼間ならいいだろう」とか「短い時間なら…」という考えは、気をつけた方が良さそうです。
昔と違って、核家族化している傾向も要因の一つでしょう。
ガサツな人は要注意

一般的に「生活音は許容すべき」と言われますが、普段から足音や物音などを加減なしにガンガン立ててしまう人は注意が必要です。
このような場合、生活音でも問題になることがあります。
誰かに指摘しない限りは自分で気づかないことも多いので、一度、自分自身の生活を見直してみるといいかもしれません。

実施しておくと良い対策
次に、モノを使った防音対策として、以下のようなものがあります。
面倒ですが、特に2階以上に住んでいるなど下階に住人がいる場合、対策していた方が無難です。
子供がいる家庭の場合の対策

お子さんがいる場合は、少し踏み込んだ対策が必要になります。
防音マットを敷く
「まだうちの子歩かないから大丈夫かな?」・・・いえいえっ!
床に座ってオモチャで遊ぶようになれば、叩いたり投げたりしますよね?
遊んでいる場所や時間帯によっては、近隣の方に大変迷惑になります。
以下は、成長過程による防音対策のおすすめ法です。
このように、成長に合わせて対策すると非常に効果的です。
クレームがきてからでは遅いので、早めの対策でトラブル回避率がかなり上がりますよ!
防音カーテンを検討する
よく泣いたり、泣き始めたらしばらく泣き止まないお子さんの場合、「防音カーテン」があると便利です。
とかいいつつ普通は子供が泣き始めたら、部屋の窓を閉めたりといった工夫で十分かと思います。
ですが、「泣き声で周りに迷惑はかけたくない」と強く思っている方は、「防音カーテン」があるとさらなる効果が期待できますよ。
ベビーゲートを設置してみる
歩き始めると、行動範囲が一気に広がります。

動き回る範囲が広いほど周囲に迷惑が掛かります。
そこで、ある程度お子さんの行動範囲を絞ることで、ドタバタと広範囲に響く音を防ぐことができます。
ベビーゲート等で絞った範囲分だけ厚めのマット等を引けば、防音マットの費用も抑えられますしね。
その他:ちょっとした配慮

お子さんが歩く場合、裸足ではなく靴下を履かせると多少の軽減になります。
靴下を履いていると裸足でベチベチと歩くより、周囲への響き方が少し変わってくるからです。
他にも、こんな些細な工夫があります。
これらを気がけるだけでも、周囲への配慮になります。
この記事のまとめ
今回紹介した内容を一通り頭に入れておくと、何も対策をしないよりは確実に効果があります。
大人が出す生活音は気をつければなんとかなるものの、「子供の騒音」となればなかなか完全には防げないのが現実です。
しかし、集合住宅に住む以上防音対策をしなければ、騒音トラブルに発展する可能性が非常に高くなります。
事前にできる対策は全力で行い、近所トラブルの起きにくい快適な生活を送りましょう!
