完ミの「3時間おきルール」、想像以上に過酷ですよね!!
新生児の頃はとにかく次の授乳までもたせるのが大変で、どうつなごうか必死だったのを覚えています。
一人目の育児ということもあり、戸惑いがありましたが…。
なんとかなりましたよ!!!
…ということで!
私の体験談をもとに、ミルク育児の人たちの参考になればと思います(^▽^)
ミルクが「3時間」縛りの理由
そもそも、「3時間ルール」が存在する理由がちゃんとあります。
それは、母乳とは違い消化吸収に時間がかかるからです。
その消化にかかる時間を考慮し、「3時間はあける必要がある」というわけです。
【完ミ】新生児のミルクが3時間もたない
3時間もたない理由
そして3時間もたないのは、2つ理由が考えられます。
- 単純にミルク量が足りない
- 満腹中枢の未発達によるもの
赤ちゃんによって一度に飲める量に個人差があるので、
などを観察しながら、10mなど少量ずつ足して様子をみるのもひとつの対処法になります。
そしてもう一つは「満腹中枢の未発達によるもの」。
これはもう…どうしようもありませんね~。
「お腹いっぱいになった!」と感じるのは、早くて生後3か月くらいから。
それまでは次々とミルク(母乳)を欲しがる傾向にあります。
そのため、欲しがってるからとどんどんミルクを与えるのは、間違っているのです。
じゃあ一体、
どうすればよいのでしょう…?
3時間もたなくて当たり前
初めての子育てで、何も分からないことばかり!!!
うちは新生児の頃から、ほぼ完ミで育てています。
と、たいへん苦労したのを覚えています。
「泣いたら母乳でOK」と言われたけれど、全力で拒否られるのでミルクのみになりました。
でも、
なんて言われると、「時間は守らなきゃ!」と思い込んでいました。
今思えば、自分がしんどくなりすぎるくらいなら”もっと臨機応変にあげてよかったのかなぁ~”と思います。
赤ちゃんならたくさん泣くのが普通だし、3時間もたなくて当たり前なのです。
みんな一緒!!!
まずは、「次の授乳予定時間(3時間後)までもつ赤ちゃんなんていない」と割り切って育児をすることですね。
ミルク缶記載の通りにはいかない
それにミルク缶には、厳しめの授乳回数とミルク量が書かれています。
表示通りに与えるの、無理です。
「新生児で、一日の授乳回数が6~8回で大丈夫な赤ちゃんっているの?」と、思っていました。
「母乳のようにいつでもあげてOKなミルク、商品化されないかなぁ~」と願う日々。
この記事を書いている現在は、生後7カ月のベビーになりました。
最近は、ミルク缶の目安表示なんて見やしません(笑)
今思えば、新生児でも参考程度でよかったのですね~!
一日のミルク回数が平均して7~8回に落ち着いたのは、生後1か月半~生後2か月の頃でした。
ミルクをあげていた回数や頻度
実際に、うちがミルクをあげていた回数や頻度を公開していきます。
ほぼ完ミ育児ですが、たまに、
の記録があります。
しかし、少量すぎてあまり意味をなしていないので、これらは以下で紹介する内容では触れていません。
生後0週
*入院中のため記録なし。
生後1週
生後1週の【ミルクの回数・トータル量】です。
ミルクを9回あげているのは、週に3回もあります。
これでも、できるだけ3時間おきにと頑張った方なのです。
実際のデータが、以下になります。
ミルクで「20~40ml」となっているのは、
のどれかになります。
そして、これ↓
夜間授乳が抜けてる!!?
これは私の睡眠不足が続き、スマホのアラームをスルーしてしまったのです。
夜間のミルクをしくった日は、1日のミルク回数が7回でした。
このときは、最長5時間あけてしまいました。
「新生児は脱水に注意!」と言われますよね!
気候がよかったのか、意外と大丈夫なものなのか…5時間あけてもとくに問題なさそうでした。
生後2週
生後2週の【ミルクの回数・トータル量】です。
生後1週のときより、1日の授乳回数が増えました。
うろ覚えですが…。
泣きが激しく、ほぼ毎回3時間もたないことが多かったです。
実際のデータが以下になります。
生後3週
生後3週の【ミルクの回数・トータル量】です。
とにかく3時間つなぐのに必死で、試行錯誤し始めた時期です。
1回のミルク量が多いと、少しでもお腹の持ちがよくなるだろうと考えた私…!
吐くのを覚悟で少し多めですが「110ml」で試してみたりしました。
しかし!!!
1か月健診でミルク量を聞かれると、「ちょっと多いです。」と軽くお叱りを受けました。
ミルク缶には、生後1カ月頃は「120ml」と書いてあるのに…。
やはり、目安に過ぎないのですね。
「標準量」ではなく、「上限量」と記載してほしいですよね…。
生後3週のデータが以下になります。
ちょっと多めにミルクをあげてみても、3時間もつかと言えば、我が子の場合はそうでもなかったです。
むしろ、赤ちゃんに負担をかけていたのかと思うと、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
実際にこの時期、2回に1回はミルクを吐きだしていたのです。
私が3時間つなぐためにしたこと
次のミルクまで3時間もった時と言えば、「寝ている時」くらいでした。
ほとんどが次のミルクまで持たず、時間との闘いだったのです。
そこで、私ができるだけ3時間もたせるために行っていた方法を、いくつか紹介します。
ひたすら抱っこで乗り切る
やはり新生児のうちは、3時間つなぐには「抱っこ」が一番です。
でも実際は、ずっと抱っこしているのはかなりきつい…。
そのため、いろんな方法で乗り切りました。
そして抱っこしている間も、工夫を凝らしました。
うまくいけば再び寝てくれたり泣きやんだりしていたので、効果があったのではないかと思います。
おもちゃを見せてみる
生まれて2週間ほどは、おもちゃには全く興味を示しませんでした。
しかし生後1か月近くになると、近づけたらぼーっと見ることがたまにあったのです。
そこで、「5分でもいいからおとなしくなれば!」という思いで、おもちゃを目の前で見せたりしていました。
しっかり寝た直後だと、おもちゃで10~15分ほど泣かずにいてくれることも…!
抱っこばかりでは疲れるので、仰向けに寝かせた状態で少しでも時間を稼ぎたいときには有効でした。
母乳レッスンを試みる
完ミで育てていたのですが。
ふとしたときに思う、「できれば母乳がいいよね…」という複雑な感情。
多分吸わないだろうと思いながら、少しくらい泣かせる覚悟で試したりしていました。
すると…!
なんと、泣き疲れて寝てくれる!!
母乳拒否を体全体で表しながらギャン泣きするので、時間がある程度経てば寝てくれることが多かったです。
正しいやり方なのかは分かりませんが、この方法で時間を稼ぐことができたのも事実です。
起きない時は3時間以上あける
赤ちゃんがちょうど寝ていて、直前のミルクから3時間経っても起きない場合。
4時間は超えない程度に、授乳間隔を延ばしたりしていました。
新生児のうちは、基本「3時間おき」です。
しかしママの体力も限界があったので、「寝ている時は寝させてあげよう!」と、たまには間隔をあけていました。
3時間と4時間じゃ全然違う!!やっぱ少しは楽でしたよ!
短い時間なら泣かせたままにする
とにかく、何で泣いているのか分からないことが多いのが新生児です。
ほとんどが、
と言いますが、全て否定できた時はしばらく何もせず泣かせていました。
こうするメリットとして、
などがあげられます。
ちょっとかわいそうだと感じたときもありますが…。
「1日に数回はギャン泣きさせた方がいい」
と言われるので、陰で見守りながら軽く放置していたこともありました。
たまにはフライングであげていた
完ミで毎回3時間おきは厳しい
赤ちゃんの胃の負担を考えると、基本は「3時間おき」を守るように努力していました。
でも、完ミで3時間きっちり守るって、無理な話です。
ですので、どうしても限界だと感じたときは、3時間未満でもミルクをあげていました。
自分で決めた独自のルール
しかし、あまりにもミルクのタイミングがバラバラすぎると、授乳リズムが整わない気がするし…。
「泣けばミルクをもらえる!」
と赤ちゃんが学習し、泣きが激しくなるような気がしてならなかったのです。
そこで、独自に決めていたルールがありました。
といったことを出来る限り守りながら、日々乗り越えていました。
これは私が勝手に決めたルールなので、正しいのかどうかは分かりません。
しかし、赤ちゃんにできるだけ負担をかけず、だからといって自分も無理のない程度に頑張れたと思います。
おわりに
今となっては、「そんな時期もあったなぁ~」と思い出話です。
こう言うと余裕に見えるかもしれないけれど、当時の私はかなり悩み、たいへん苦しみました。
「こんなに辛いなんて、想像の倍以上だった!!」・・・と。
睡眠時間も、毎日合わせて3~4時間とれたらいい方でしたし。
自分が起きている間、ほとんど抱っこしていた記憶しかありません。
ですが毎日育児をしていると、気づいたときには満腹中枢がだいぶ発達してきたようで、
と、どんどん違う悩みへと変わっていきました。
とにかく、1日1日を過ごしていけばいつかは終わりがくるので、それまでの辛抱と思い、気楽に構えると良いのかなぁと思います♪
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