歯ぎしりって、周りから指摘されない限り自分では気づかないですよね~!
そして、歯ぎしりがやっかいなのは睡眠中の出来事なので、防ぐ方法はマウスピースを装着するしかないということです。
はじめは抵抗がありますし、歯医者に行く時間がとられます。
そのうえ、マウスピースを自分の歯の形に合わせて作製するとなると、値段もそれなりにかかります。
しかし、装着を続けると想像以上にプラスの効果があり、マウスピースを始めてよかったと思っています。
「歯ぎしり」の悩みをもつ人の参考になるかと思いますので、ぜひ、ご覧ください。
【体験談】歯ぎしり自覚からマウスピース作製まで

歯ぎしりは仕事ストレスが原因!?
私が歯ぎしりをするようになった、明確な時期は分かりません。
ですが、今思えば家族から指摘される前から、歯ぎしりしている期間が結構あったのだと思います。
ちょうどその時期。
新卒で入社した職場の人間関係が、毎日ストレスでした。
そして、学生時代は歯ぎしりを指摘されたことがありません。
このことから、歯ぎしりが始まった原因が「仕事ストレス」だったのだと思います。
家族に指摘されて気づく
社会人になってから、実家に帰省したときのことです。
親から、「歯ぎしりすごいよ!」と言われたことがきっかけです。
そのときは、「あ、私歯ぎしりするんだ!」くらいにしか思っていませんでした。
しかし、ちょうどその時期に、奥歯の違和感があったのです。
我慢できないわけでもないし、「虫歯の初期かも?」と思っていたら、どうやら知覚過敏の症状だったようです。
歯ぎしりによる様々な体調不良があった

知覚過敏の症状を自覚していた頃のことです。
朝起きてから夕方くらいまで、歯のこと以外にも、体調が優れない日がありました。
当時は、「仕事で疲れているんだ」くらいにしか思っていませんでした。
そこまでひどいわけではないけれど、日常生活に多少支障がある程度の体の不調でした。
しかし不思議なことに、日によっては何も不調を感じないこともあったため、深く考えずに過ごしていました。

今思えば、これらの症状は歯ぎしりが原因だったのだと。
当時は若かったので、気合で乗り切っていました。
歯医者でマウスピース作製を始める
- 就寝中の歯ぎしりの回数が多い
- 歯ぎしり自体の音がうるさい
- 知覚過敏が気になる
といった症状について、なんとか解決したく、ついに歯医者に行くことに決めました。
マウスピースの作製をすすめられることは、覚悟していました。
そして案の定、診察を受けたら、マウスピースを作る方向で話を進められました。

当時、社会人2年目だったので、出費が痛かったのを覚えています。
【効果は?】マウスピースを使用してみて

初めて使用したときのこと
初めて装着したときは、マウスピースのぷにぷにした感触に、とても違和感を感じていました。
そして、試しに歯を思いっきり食いしばってみると…!
奥歯への負担が、軽減されている感覚がちゃんとあるのです。

どんなに強く噛んでも破れそうにもない!いいクッションになってる♪
そして、初めてマウスピースを使用した翌日の体調はと言うと、
変わったような、変わらないような…。

正直なところ、初日はマウスピースの効果が分からなかったです。
ただただ、マウスピースの違和感だけが印象的でした。
それよりも忙しい朝に、マウスピースを洗浄するのが面倒に感じまして…。
「これから朝の日課が大変になるなぁ~」と、少し憂鬱な気分でした。
使用するにつれて現れた効果
マウスピースを日々使用するにつれ、装着の違和感や朝からのマウスピースのケアも慣れてきました。
慣れてきたというか、面倒ではあるけれど、日課になり始めた感じです。
毎日毎日装着して就寝は大変なので…。
旅行や飲み会などの日は、たまにマウスピース装着をさぼっていました。
しかし、使用開始して数か月が経ち、知覚過敏は相変わらずでしたが、頭痛が起こりにくくなったような気がしてきました。

頭がすっきりしている日が多いような…!?
おそらく、マウスピースを使用したからと言って、歯ぎしりの回数が減ったわけではありません。
それに伴う症状が、少し緩和されてきたのです。
マウスピースのケアが大変!?

嬉しいことに、歯ぎしりによる体の不調は少しよくなりつつありました。
ですがとにかく、マウスピースのケアが大変だったのです。
だからといって、適当に洗浄ケアすると菌が繁殖するし…。
マウスピース装着をやめたら、それはそれでまた歯に負担がかかるし…。

何回、マウスピース装着をやめようと思ったことか…。しかし、なんとか頑張って続けました。
ケア用には、ポリデントのような洗浄剤を買う必要がありました。
当時20代前半で、薬局だと購入するのが恥ずかしかったのを覚えています。
そのため、マウスピースのケア用品類は、ネットで購入していました。
体の不調が徐々に楽になってきた
マウスピースは面倒と思いながらも続けるうちに、朝起きてから感じていた顎や頭の痛み、そして、こわばりが気にならなくなってきました。
当時は、まさか体の不調が歯ぎしりのせいだとは思ってもいなかったので、そういった日々が当たり前になりかけていたのです。

もう少し放置していたらと思うと恐ろしいです。
やはり、早めの処置が1番ですね!
そして気づけば仕事が変わり、ストレスが少し減ったこともあって、自然とマウスピースをつけなくなりました。
家族によると歯ぎしりは現在、ほとんどしていないそうです。
…となると、私の場合はやはりストレスが原因と言えるので、日ごろのストレス発散を適度にしておくことが、歯ぎしり予防につながるのだと実感しました。
おわりに
あれから3年以上が経った現在は、歯ぎしりとはほぼ無縁の生活を送れています。
歯ぎしりはやっかいなことに睡眠中に起きるので、防ぐことは難しいのです。
そのため、歯ぎしりのせいで体の不調があるのなら、継続してマウスピースを使用すると体がとても楽になります。
同じように歯ぎしりに悩んでいる人はぜひ、思い切ってマウスピース使用を検討してみてください。