木造と鉄筋コンクリート造の防音性の違いについての記事です。
私はどちらも住んだことがあるのですが!
「防音性は大きく違う」と言えます。
ちなみに、
木造アパート(約4年)
鉄筋コンクリート造マンション(約2年)
木造アパート(約1年半)
という経緯を経て、現在は鉄筋コンクリート造マンションに住んでいます。
そのため、『音の伝わり方や感じ方の違い』がお伝えできると思い、記事にしました。
ぜひ、参考にされてください!
【木造と鉄筋コンクリート造】防音性の違い
木造と鉄筋コンクリート造の違い①
これは、「木造→鉄筋」に住んだから言えることですが!
鉄筋コンクリート造は普通の生活音程度なら、びっくりするまでの音はでないということ。
独自の表現で、理解しにくいかもしれませんが…。
この感覚が木造の物件は著しく、鉄筋コンクリート造ではそこまで感じないのです。
日常の生活音でも、木造アパートでは心臓に悪いと感じるほど大きな音が出ることもあります。
しかし鉄筋コンクリート造マンションでは、ほとんどありません。
当たり前ですが…。木造は木でできた家なんだと、改めて実感します。
【詳細】木造と鉄筋コンクリート造の違い②
ではもう少し具体的に、「木造と鉄筋コンクリート造の違い」をお伝えします。
木造は、音の伝わり方がストレート(なイメージ)だと、先ほど説明しました。
しかし、鉄筋コンクリート造の視点から言えば、
- 音の発生源が分かりにくい
- 遠くから聞こえてくるような感覚
このように表現できます。
鉄筋の場合は、ビクッと感じるほどはないです。
実際に体験してみないと、イメージするのは難しいですよね…。
ということで!
「伝わってきた音の感じ方」を分かりやすく絵に書くと、こんな感じです↓
この感覚、伝わりますでしょうか・・・?
木造ではドカーンと、はっきり・ストレートに耳に届きます。
しかし一方で、鉄筋コンクリート造の方はと言いますと!
「なんか上(隣)らへんから音がする」
というように、こもったような音がぼやーんと耳に届いてくるような感覚になります。
言葉で伝えるのが難しく、こういった表現が限界で申し訳ないのですが…。
まぁだいたい、こんな感じになります。
木造アパートではこんな音が聞こえていた
木造の物件は、「ベニヤ板のみで各世帯を仕切っているのでは?」と疑うくらい、ま~ぁよく響くのです。
・・・そう。ほぼ、筒抜け。
プライベート感がないけど…!?
小さい子供がいたり、生活音がうるさめの大人が周囲にいたら、「ジ・エンド」…と撃沈します。
【木造アパートではどういった音が響くのか?】
【現在】鉄筋コンクリート造での音の響き
鉄筋コンクリート造では、木造の物件で感じていた生活音を10としたら、3といったところです。
鉄筋でも、それなりに生活音は聞こえます。
ですが木造で感じていた、
- 心臓に悪いほどビクッとする
- 怒りの感情が湧く
というほどではありません。
思いっきりドアを閉めたり、何か大きい物を落としたような音はそれなりに聞こえてくるのは事実です。
しかしそういう生活音って、1日を通してみると発生頻度は少ないのです。
ちょっとやそっとの生活音は聞こえないですし、木造に比べれば防音性は安心できると言えます。
鉄筋の物件に引っ越して驚いたこと
そして、私が木造から鉄筋コンクリート造のマンションに引っ越し、驚いたことがあります。
それは、
住人の生活行動が分かりにくい
ということです。
こんなことを言うと、危ない人に思われそうですが…。
そうではありません!!!
…というのは!
木造の住まいだと天井や壁などを通して「住人が何をしているのか」までも、だいたい分かってしまうのです。
それが、鉄筋コンクリート造マンションに住んでからは、ほとんど分からなくなりました。
よって、木造と鉄筋コンクリート造とでは、防音性が大きく違うのだと実感しています。
防音性は確実に鉄筋コンクリート造の方が高く、快適度も高いです。
ちなみに、今住んでいる鉄筋コンクリート造の真上の住人は、2回入れ替わっています。
したがって現在の入居者で3番目ですが、どの住人も似たような生活音です。
このことから、実際聞こえてきている音はどうしても出てしまう生活音であり、鉄筋はこれ以上は聞こえにくいのだという結論に至っています。
この記事のまとめ
「木造と鉄筋コンクリート造の防音性の違い」を、私の体験談から言えるありのままの内容をお伝えしました。
しかし、鉄筋コンクリート造でも、
「築年数」「建物の構造」「間取り」「周辺環境」「民度」
などによっても左右されます。
そのため、一概には言えない部分もあります。
あくまで今回紹介した内容は、「平均的に考えて」で想像していただけたらと思います。