集合住宅において、子ども足音で周囲から苦情がくることは珍しくありません。
しかも厄介なことに、音の発生源が子供だけに解決が難しく、
しつこく何度も苦情がくる
というパターンもこれまた多いのも事実です。
でも、それには理由があります。
それに合った対策を行えば、苦情がこなくなる可能性があります。
この記事では、
の2点について、詳細に解説していきます。
ある程度の防音対策をしてることが前提で、話を進めていきます。
子供の足音でしつこく苦情がくる理由は?

苦情側に問題ありのパターン
子供の足音で苦情がくるのは、単に「うるさい」という場合がほとんど。
でも、必ずしもそうでないこともあります。
それは、苦情側に問題があるといったケースです。
クレーマー気質の人
もし、住まいが賃貸物件の場合。
自分たちが苦情主よりもあとに入居していたら、過去にもその人が隣人トラブルを起こしている可能性もあります。
なぜかというと、クレーマー気質の住人であると考えられるからです。

ちょっとしたことで文句を言う人っていますからね~。
この場合、どう対策を頑張っても繰り返し苦情がきてしまいます。
が解決策になります。
神経質な人

そもそも、自分の耳に入ってくる「音」は、感じ方が人それぞれ。
その中でも小さな生活音までキャッチし、ちょっとした音でもうるさいと認識する神経質な人も中にはいます。
「集合住宅であれば、ある程度の生活音は聞こえて当たり前!」と言えるし、それが子供であればなおさら!
でもこの場合、苦情者が必ずしも悪いというわけでもないため、解決が難しかったりします。
苦情を言いたくなるほどうるさい

でなくても、何度も繰り返し苦情がきてしまうことがあります。
それは、耐えられないくらいうるさいということ。
これにあてはまるのであれば、防音対策をしっかり行っていてもクレームがくる可能性が高くなります。

苦情側に子供がいない場合、より起きやすい問題です。
同じように子供を持つ家庭であれば、
といった場合がほとんどでしょうからね!
お互い実際に経験しないと分からないから
苦情を受けた側はよく、
と言う主張をします。
確かにこういった配慮は立派なことだし、これをすべて実行できているのであれば、もうどうしようもないの域にきています。
でも、
苦情側からしたら、納得するほど改善してるとは限らない。
これが、苦情がしつこく来てしまう一番の原因ともいえます。
その正論ともいえる主張も、ただの自己満足になっている可能性があるのです。
相手とライフスタイルの相性が悪い

そして、相手との生活スタイルのかみ合いについて。
極端な話をすれば、
という、お互いに似た在宅パターンをとっていれば、残念ながら苦情はきやすくなります。
相手が、
「うるさいのが許せない」
のか、
「うるさくても頻度が低ければいい」
のかは分かりませんが、もし後者の場合。
相手の在宅時にできるだけ外出を試みる方法をとれば、もしかすると苦情がなくなるかもしれません。
過去に騒音のトラウマがある
騒音によるストレスって、”日々の積み重ね”なのです。
この意味がいまいち分からない人のために、分かりやすく例をあげます。
引っ越してきた初日に、うるさくてクレームつける人ってほとんどいません。
普通なら何日か様子を見て、”我慢できずにクレームを伝える”というパターンをとります。
このように、何度か音の被害を受けてから、苦情を伝える場合が大半です。
このことから言えること。
それは、
日々の騒音の積み重ねで、自然と音に対して敏感になってしまっていることが考えられます。
この場合も、とても解決が難しくなります。
完璧に近い改善を求めている

そして、もう一つ知っておくべきことがあります。
言われた苦情以外にも、
不快だと思っている音があるかもしれない
ということです。
例えば「子供の足音がうるさい」とだけ、苦情を言われたとします。
でも、言いたいことはそれだけではない可能性があるということです。

たまに、事細かに苦情を言ってくる人もいますが…。
普通は、子供が出す音の中でも、
ことを強めたり、何度も言ってきたりするのです。
苦情の内容だけ改善されても実は他の音も気になっており、「まだうるさい」と感じている可能性があります。
その他:嫌われることをした
それ以外にも、考えられることがあります。
ご近所トラブルでもよく聞く内容ですが…。
このように、子供の足音以外にも知らぬ間に、目をつけられている可能性も否定できません。

だからあなたが嫌いで、何度も苦情を伝えて攻撃していることも考えられます。
マナーは最低限守っているつもりでも、自分が気づかない間に恨まれていることもあります。
日ごろの行いを一度振り返ってみて、それでも心当たりがなければ「単に騒音が気にくわないだけ」と言えるでしょう。
引っ越してほしいと思っている

苦情の内容が細かすぎたり、疲弊するほど何度も言われてる場合。
もはや音がどうとかの問題ではなく、
「引っ越してほしい」
と思われているのでしょう。

特に、賃貸ではありえます。
改善を一生懸命試みて、本当に相手に迷惑になってないだろうくらいの強い自信がある場合。
相手の心の中は、
となっているのでしょう。
苦情はもうこりごり!そんなときの対処法

精一杯の気持ちを改めて示す
もし、苦情が絶えないのなら誠意をもって、
を最大限にアピールしてください。
顔見知りになり、軽い付き合いができれば解決しやすいのですが…。

なかなかこのご時世、難しいですからね。
そして、何度も同じ内容の苦情を言われている場合、
を意思表示し、「十分承知しております」の旨をうまく伝えられると、相手を安心させることができます。
苦情がきても割り切る

そして、もう一つの解決策。
精一杯防音対策をしているのであれば、
というのが、意外と得策かもしれません。
だって、騒音対策を十分と言えるくらいしているのであれば、少しくらい迷惑をかけていたとしても、自信もっていいと思うからです。

たとえ子供がいなかったとしても、集合住宅なら多少の音漏れはありますからね!
大人でもうるさい人はうるさいですし…。
それに!!
苦情に対して過剰に反応してしまうと、相手も弱みにつけ込んできます。
「こっちはやることはやっている!!!」
という自信をもち、
「もう相手にしない」
という手段に出てみるのも、以後、苦情がこなくなるきっかけになったりします。
ただし、裏目に出ることもあります。
行き詰まり、
どうしようもない場合の最終手段として、
自己責任で行ってください。
この記事のまとめ
本当は、苦情がくる前に万全の対策をしておくのが一番ですが…。
隣人運もありますし、子供の足音問題はなかなか解決が難しいのが現状です。
でも苦情が何度もくる理由が分かれば、次はそれに合った対処をすることができます。

そして、解決の一歩につながることでしょう。
この記事で紹介した内容を参考に、今後の役に立てていただければと思います。