集合住宅に住んでいると、子育て世帯は自分の子供が出す「騒音」が気になりますよね~?
周囲も、子育て世帯が多いとそこまで心配はいらないものの…。
やはり、できるだけ防音対策をするに越したことはありません。
実は私、過去に「子供の騒音被害」に遭っている側なのです。
そのため、
”こういう対策をしてもらえたら大丈夫”
というのが、明確に分かっているのです。
この記事で紹介するのは、ありふれた防音対策だけではありません。
苦情がゼロに近くなるほど、徹底した対策まで紹介します。
自分たちに合った方法を取り入れ、ぜひ、子供の騒音対策の参考にしていただければと思います。
【子供の騒音対策】苦情がこないようにするために

【絶対やるべき】騒音対策
防音マットを敷き詰める
防音マットは、下階に住人がいない場合でも、床にやるべき対策です。
まだ活発に動かないうちは居場所を決め、行動範囲のみ防音マットを引けば、コストが抑えられます。
…とはいっても、「防音マット」といっても、どういったタイプのものが良いか迷いますよね?
やはり一番大切なのは、素材よりも厚みになります。
- 歩く前:1cm程度の一般的なマットでOK
- 歩き始めた:最低1.5㎝以上あるマットが理想
子供がさらに成長し、走ったりジャンプしたりすると、防音マットを二重にするなどより厚みをつくる必要があります。
ちなみに「防音シート」は薄すぎて、ほとんど効果がないと考えて下さい。
最近では、ジョイントマットよりも「プレイマット」が人気です。
我が家でも使用しています。

プレイマットの上だと、何をしても周囲に響く感じがしません。
ちなみに、厚み4㎝の極厚マットです。
他にも、”プレイマット”で検索をかければ、たくさんの種類がヒットします。
限定して使用することにはなりますが、絶大な効果が期待できます。
防音カーテンを使用する
子供の声が気になるのであれば、防音カーテンで対策を試みると良いです。
正直なところ、防音カーテンで劇的な効果が得られるわけではありません。
「普通のカーテンに比べれば、多少の効果は期待できる」
という程度です。
しかし、外部からの騒音も多少軽減できるうえ、
- 遮光性
- 断熱性
- 防火性
も併せもつカーテンもあるので、気分転換に検討してみてもいいかもしれません。
【壁・天井用】吸音パネル
「吸音パネル=吸音材」とも言われます。
裏面がテープになっているため、壁だけでなく、天井にも貼り付けられるタイプも存在します。
全面に使用すると金額も相当な額になるため、必要な箇所だけ使用すると良いですね!
間取りを生かした騒音対策

家具などの配置を工夫
子供が家の中で走る場合。
走りやすい空間(細長い廊下があるなど)があることも原因なのです。
そのため、テーブルや家具などのレイアウトを考え直し、
『走り回るスペースを極力なくす』
ということがポイントになります。
よく走る場所に障害物となるようなもの(棚など)を置いたりして、できるだけ走らせない工夫が必要です。
隣人と接している部屋は特に注意
①隣へ迷惑していないか気になる場合
その壁に子供が近づかないよう、子供の目線以上の家具を敷き詰めたり、物を置いたりします。
そうすることで、子供がよくやりがちな、
- 壁を叩く
- ガチャガチャと物をぶつける
といった行動ができなくなるので、お隣に音が響くのを防ぐことができます。
②下階へ響いていないか気になる場合
床に防音マットなどで対策する以外に、
「下階が寝室にあたる部分では子供を遊ばせない」
など、周囲の間取りを考えた対策もしておくと安心です。
【さらに安心】ちょっとした配慮や工夫

靴下を履かせる
暑い時期は難しいですが、靴下は、裸足で歩くより多少の軽減になるのです。
実際、私が上階子供の足音被害にあったときは、裸足と靴下では違いが分かりました。
裸足の方が、ベチベチと少し不快な音を発します。
気休め程度かもしれません。
しかし、裸足よりは響きにくいので、可能であれば靴下を履かせてあげると良いですね!
ベビーゲートを設置
歩き始めてしばらくの間までは、
『ベビーゲートで行動範囲を狭める』
というのも効果的です。
しかし、動きが活発になった子供には、仕切りすぎるとストレスを与えます。
そのため、2歳くらいまでの防音対策としては、非常に効果的です。
範囲を狭めることで、周囲への響きを最小限にとどめることができます。
子供の安全対策にもなるので、試してみる価値は十分にあります。
うるさくなったら一度外へ

子供の騒音が原因だと、どんなに親が注意して気を配っても、限度があります。
特に、夜間は周囲が静まるので、長時間にわたると迷惑になります。
そんな時は、可能であればいったん外出し、子供を落ち着かせてから帰宅すると良いでしょう。
近くを散歩したり、公園に行ったり、車を走らせてドライブさせるのもいいですね!
この記事のまとめ
紹介した騒音対策を、一度にすべて実行するのは大変難しいと思います。
しかし、できる限りの努力をすれば、周囲から苦情がくる可能性が極端に減ります。
残念ながら、一度苦情がきてしまうと、繰り返し何度もきてしまうパターンが多いのです。
そうなってしまう前に適切な対策を施し、苦情がきにくくなる努力をしましょう!

窓に近い場所に子供がよくいる場合は、防音カーテンであると安心です。