「入れ替わりの多いアパート」って、結構身近にもあるんですよね!!
部屋が頻繁に空き、やっと入居したと思ったら再び空室になる物件が…。
建物の「外観、設備、立地」などが、周辺の物件と比べても優れているはずなのに、入れ替わりが多いと思わぬ落とし穴があるかもしれません。
それは、
- 不動産会社が把握してる場合
- そうでない場合
があります。
入居してから後悔しないようできる限り、契約前に自分で見極める必要があるのです。
実際に、私が住んでいたアパート内の入れ替わりが多かったことがありました。
その実体験を含めながら、考えられる理由を紹介していきます。
【マイナス面】入れ替わりの多いアパートで考えられること

非常識な住人が住んでいる
退去の理由が、自身の都合(転職や結婚・出産、マイホーム購入など)でない限り、
近隣住人が原因で退去
これが、一番多いと思います。
自分の努力で変えられることで、普通はわざわざお金をかけて簡単に引っ越しはしません。
”自分の努力で変えられること”とは、
などといったことです。
金銭的に余裕があったり、住居マニアで転々と住まいを変える人もなかにはいます。
ですが、そんな多くはいません。
それに、周辺の雰囲気などの環境面は、一度見学に行けばだいたいは分かります。

最近では、Webでも詳しく写真や説明を見れます。
・・・となれば、「自分ではどうしようもできないこと(簡単には変えれないこと)」。
つまり、その物件の住人が原因の可能性が高いのです。
上記は例になります。
しかし1人でも迷惑すぎる住人がいれば、そこに住み続けることに不安を感じますよね…。

賃貸であればいつでも引っ越せるので、なおさらです。
よって、あまりにアパートの入れ替わりが多い場合、まずは「人が原因」と考えられるのです。
周辺の環境や治安が悪い可能性
一度契約前に見学に行ってたとしても、実際住んでみないとわからない、周辺の環境や治安が原因の場合があります。
こういう環境の問題は、自分が引っ越さなければ変えられません。
そのためこのようなケースでも、「退去」という選択を取る人が多くても不自然ではありません。
その他の考えらえる原因
信じない人は関係のない話ですが!
「霊的なこと」も含め、”不思議な現象が起きる”などの不安事象が多く、その土地から離れるべく退去する人がいるのも事実です。
私自身は経験がありませんが、たまにこのような「訳あり物件」が存在します。
【プラス面】入れ替わりが多いのはたまたまである可能性

「入れ替わりが多いアパートの物件」といっても、たまたまそうなっている可能性もあります。
私が把握する限り、大きく分けてこれらの4つに分けられます。
順に、説明していきます。
築年数が2年経過した頃
築年数が浅い物件に限り言えることです。
建設されて2年が経過した時期であれば、更新のタイミングで退去する世帯が出てきます。
賃貸契約において、ほとんどの不動産会社が更新を2年と定め、かつ更新料を設定しているところが多いです。
”更新料を払ってでも住み続けるかどうか…”と考えたときに、特に大きな理由がなくても、他に物件を探すきっかけになります。
そういった場合、一時的に「アパートの空室が多い時期」ができるのです。
法人契約が多い場合

そして、法人契約で入居している部屋数が多いと、「入れ替わりの多い物件」になる可能性が高いです。
私が今まで見てきた中では、
短くて3か月、長くても4年
と、普通では考えられない「極端に短い居住期間」でも、法人契約に限っていえば珍しいことではありません。
公務員が多く住んでいる物件である
物件周辺に、公務員が勤める役所や警察署などが集まっている地域も、アパートの入れ替わりが多かったりします。
ほとんどの場合「4月」が多いですが、職種によって異動時期はまちまちです。
したがって、公務員が多く集まる地域に住んでいると、「転勤」が退去理由になることがあります。
その場合、住居を退去せざるを得ないので、空き物件が多くなるのです。
周辺に新しい物件ができ始めた

同じアパートに長く住んでいると、建物の経年劣化や汚れや傷、古くなる設備などが気になりますよね!
このように年数が経っていくと、気づけば近辺に新たな賃貸物件が建設されたり、分譲住宅・マンションができはじめたりします。
そうなると、タイミング次第で住み替えようと、今の物件を退去する選択に至ります。
したがって、周辺に住居用の土地が開拓されはじめたら移りたいと考える人が出てくるので、それも退去が増える理由の一つになります。
この記事のまとめ
「入れ替わりの多いアパート」と聞くと、ついマイナスのイメージを持ってしまいますが。
決してそうとは限りません。
気になる場合は、不動産会社に契約前に聞いてみると、何か情報がつかめるかもしれません。
住んでいる期間が短かった場合の退去理由のほとんどが、法人契約のパターンでしょう。
しかし、そうでないことがあるのも事実です。
そのへんは慎重に判断しながら、後悔のないよう物件の契約に至りましょう!