集合住宅などで騒音の被害に遭うと、さらにその音や相手を意識してしまいます。
そして、
といった理由から、
といった、いわゆる「反撃」に出てしまう人もいることでしょう。
しかし!
反撃はやめた方がいい
ということを、今回伝えたいのです。
その納得の理由を、経験談を交えながら紹介していきます。
騒音の被害に遭っても反撃はやめた方がいい理由

逆に加害者になってしまう可能性がある
騒音をくらってイライラしたり、衝動で仕返したくなる気持ち、よく分かります。

私も経験してますから…。
でも、反撃することで、逆に自分が悪くなってしまうことがあります。
たった1回程度の仕返しだったら、相手も反撃の音だと気付かないことが多く、大ごとにはならないかもしれません。
しかし、度重なる反撃をすれば相手も気づく可能性が高く、最悪の場合逆に悪くなるのです。

被害を受けた側なのに、こちらが加害側になる可能性が…!?
それは、できるだけ避けたいですよね。
相手が被害者ぶったり、知らぬ間に反撃を録音されていたりと用意周到な人も中にはいるので、注意が必要です。
相手は自覚がないことが多いから

騒音の被害にあうと、自分が冷静でない時にはなかなか意識できないのですが、相手は、周囲に迷惑をかけている実感がないことがほとんどです。
つまり、悪気がないのです。
「いやいや、その行動周りに響いてるって普通分かるでしょ?」というような、一見常識的なことでもです。
考えられる相手の状況としては、
ということがあげられます。
・・・そう。つまり、
自分が騒音被害にあったことがない
このような場合だと、自分の行動で周囲に迷惑をかけている自覚がないのです。

集合住宅が初めてだったり、何事も気にしない性格だったり、のんびりやさんに多いです。
このような背景があるとして、相手は悪気がないのにいきなり反撃してしまったらどうでしょう??
逆にこちらが「うるさい」と思われたり、恨まれたりします。
したがって、反撃は避けた方がいいのです。
相手が悪ければやっかいな問題になることも
そして結構やっかいなのは、「逆恨み」の可能性もあるということ。
こういった相手だと、反撃してしまったせいで自分の人生が変わってしまうこともあります。
見た目穏やかそうな人でも、人間はどこでどう豹変するかわかりません。
他人であり付き合いがない以上、念のため警戒する必要があります。
反撃したことで成功する可能性があるのも事実
しかし、反撃したり直接苦情を言ったことで、解決することがあるのも事実!

あくまで可能性の問題です。
でも、基本的には、直接関わらない方が賢い選択です。
特に次のような場合は、反撃や直接の苦情はやめておいた方がよいと言えます。
【やっぱり気が済まない】どうしても反撃したい場合

もし、
と腹の虫がおさまらない場合。
以下の3つの方法を試す、もしくは、守ってほしいと思います。
ホワイトノイズマシンで対抗してみる

まずは、しれっと反撃してみるという方法。
いきなり大ボリュームの音楽などで反撃すると、悪意があるように思われる可能性が高いです。
そういう意味ではこのホワイトノイズは無難で、悪意があると思われにくいアイテムです。
もし、本人や第三者から逆に苦情を言われたら、
と、正当な理由を言えばよいでしょう。
音量MAXは結構なボリュームになるので、加減しながらの使用を心がけます。
騒音源の近くにホワイトノイズを置いておけば、仕返しになる可能性があります。

相手を観察してからの反撃が鉄則
壁ドンなどで反撃をしようとしている場合は、できるだけ、相手を観察してから実行しましょう。
あまり細かく列記すると偏見になってしまうので、この辺にとどめておきます。
要するに、相手がどのような人なのかは事前に把握しておきます。
人って、面白いものでして!
見た目や言動で、無意識に「自分より強い(上だ)」と認識した相手には、基本逆らうことはしません。
この人間の心理からも、「自分よりも強そうな相手」と判断すれば、反撃はやめておいた方がよいでしょう。
のちに、大ごとになるかもしれません…。
最悪の展開になってもよいなら実行しよう
先ほどの続きになります。
もし、反撃してしまい、実際に揉めてしまうようなことがあれば、非常に厄介です。
怒りに任せて行動すると、こんなことを見逃してしまいがちです。
たまたま相手がよければ、反撃したことで運よく騒音問題が解決することもあります。
しかし、そういった例は、運がよかったと言えます。
壁や天井などをつつくなどの反撃をくらって、気分がいい人なんていません。
よって、反撃したことによる思いがけない仕打ちに打ち勝てる自信があれば、試してみる価値は十分にあります。
騒音トラブルにあったら第三者に相談
いろいろと書きましたが!
騒音被害にあったら第三者に相談が基本です。
それ以外で争わない選択であれば、警察に相談も可能です。
これ以外に、迷惑になってることをどうしても相手に知ってほしい場合。
匿名の手紙・メモをポストに入れる
という手もあります。
これで騒音がおさまることもありますが、ややリスクを伴います。
手紙の内容に気をつけ、匿名性をしっかり確保できれば成功することもあるので、慎重に判断しながら解決の手段として検討してみましょう!
この記事のまとめ
騒音の被害を受けても仕返ししたい気持ちをおさえ、第三者を間にいれた解決がのぞまれます。
でなければ、自分が被害者なのに立場が逆転することもあるのです。
したがって、反撃してしまったことによる代償も頭に入れたうえで、慎重な行動をとりましょう。
ちょっとくらい揉めてもいい。分からない程度に反撃して懲らしめたい!