木造アパートって1~2LDKの物件が多く、ファミリー世帯にとっても経済的で住みやすかったりするのですが…。
生活音が響きやすいのです。
…となると。
子供がいる家庭は、周りに迷惑にならないか不安ですよね…。
そこで今回!!
木造アパートで
子育ては可能なのか?
という内容について、理由を含めながら子供の騒音被害に遭って感じたこと、そして、この答えについてお伝えしたいと思います。
木造アパートで子育ては可能なのか?
私が、実際に経験して思いました。
率直に申し上げて、
木造アパートは
子育てに向きません
アパート内外の環境にも左右されるので、一概には言えませんが。
とにかく防音性が低いので、隣人トラブルに巻き込まれる可能性が非常に高いですよ。
すでに子持ちで木造アパート住まいの場合は、防音対策をこれでもかというくらい徹底すべきです。
もし新居を探していて、
という状況であるのなら、木造アパートはおすすめしません。
木造アパートの子育てに関して言えること
1階に住めば大丈夫なのか?
木造アパートは、1階と2階で成り立ってる物件が多いです。
…となったときに。
子供が赤ちゃんのうちは、1階でも2階でもあまり変わらない気がします。
でも元気に歩き始めると、上から下(2階から1階)への振動や衝撃が増えてきます。
といった激しい動きがあれば、上階や隣にも響くのです。
…とはいっても。
現実問題、様々な理由から木造アパートしか候補にあがらないこともあるでしょう。
その場合。
できる限り「1階の角部屋」を選び、少しでも周囲と接さない環境にしておきます。
しかし1階でも油断は禁物。最低限、周囲への配慮は必要です。
木造の魅力は子育てには必要ない
防音性に関しては、デメリットMAXと言える木造アパートですが…。
その他の面では、メリットもたくさんあります。
でも、こういった理由で木造アパートを考えているのならば、考え直した方が良いです!!
子供が活発に動くようになるまでは、泣き声しか周囲に迷惑をかける要素はありません。
でも、ハイハイや歩行など自分で動くようになると、
これらすべてが、トラブルの原因になるのです。
そのため子育て中であれば木造アパートの魅力にとらわれすぎず、「防音性」を意識した物件探しがベストと言えます。
子供が1人いるだけでも響く
実際に、私が経験して言えることですが。
上階の子供が歩き始めた途端、すでに「無理、勘弁して!」と思っていました。
「とっとっとっ、ドドドド、 ズシンズシン」と、響きまくる音ばかり…。
なにも敷いていない床で歩かれると、相当な威力!!
散々言いまくっていますが…(^^;)
子供が1人で活発に動き始めるまでなら、木造アパートでもあり
だと思います。
確かに赤ちゃんの泣き声は響きますが、どうしようもないですし…。
さすがにそこは、周囲が寛大になるべきです。
でも、足音に関しては別です。
泣き声は対策しようがないけれど、足音は防音対策で軽減できるし、親のしつけなどで改善する可能性があるからです。
結局はマンションと家賃が変わらない?
次に、少し経済面のお話になります。
「家賃が安いから」という理由で木造アパートに住むのなら、実は半分正解で半分は間違いです。
それは、防音対策にお金がかかるからです。
マンションのように防音性が少しいい物件だと、確かに家賃が高くなります。
しかし、最低限の対策をしていれば、周囲にうるさく響きまくるほどの威力はないのです。
一方で!!
木造アパートは他の住人に迷惑をかけたくなければ、徹底した対策が必要になってきます。
部屋の数が多い(あるいは広い)物件だと、防音対策をする範囲も広くなりますし…。
その分、防音マット等の質もランクをあげて探さなければ、木造ではほとんど意味がないのです。
プレイマットレベルでないと、足音は大幅に軽減できません。
・・・となると、結局は防音対策にお金がかかります。
防音マット類は、本気で敷き詰めると結構な出費になりますからね。
そのため、
「木造アパートは、結局防音対策にお金がかかってしまう」
と思えば、最初から防音性の高い物件に住んだほうが、賢い選択なのです。
小さい子供がいる引っ越しはすぐに移れるわけではないし、想像以上に大変ですからね~!
周りの環境にも左右される
実際に、子供の騒音がトラブルになりやすいかどうかは、「アパートの周辺環境」によっても変わってきます。
このどちらが、よりトラブルになりやすいでしょう…?
そうです。
「閑静な住宅街にあるアパート」の方が、建物内での音の響きが大きく感じるのです。
いや、
”響き方が大きい”
というより、
”建物内の音を拾いやすい”
の方が、正しい表現かもしれません。
建物の周辺が賑やかな物件の方が、周囲の騒音がまぎれますからね!
結局は長く住めない運命?
そして、周囲の住人の理解度や運にもよるのですが…。
木造アパートで子育てをする場合。
「いずれは苦情がくる」と構えていたほうが、いざとなったときのショックを緩和できます。
騒音源が子供だと、完全な解決が難しく…。
残念ながら1度苦情がきてしまうと、1回ではおさまらないことが多いのです。
苦情に耐えることができ、適宜対策を行える自信があればいいのですが…!
親の思いとは裏腹に子供は成長する一方なので、そう簡単にはいきません。
…となると!
子供が大きくなる前に、「引っ越し」が頭によぎると思います。
結局は一軒家でない限り、「さらに防音性の高い物件に引っ越し」という選択になります。
それなら最初から、「木造アパートでの子育ては避けた方がいい」となりますからね~。
この記事のまとめ
いろんな観点から述べさせていただきましたが!
総合して、木造アパートは子育てには向いていないと言えるのではないかと思います。
せっかく入居しても、”苦情がきて耐えれず短期間で引っ越し”という、なんとも悲しい事態に陥ってしまうことも珍しくありません。
それなら、子供がいる時点で防音性の高い物件を選んだ方が、親も子も低ストレスで過ごせるのです。
子育て中の住居選びは、かなり慎重になる必要がありますね!